2023年作品、高橋正弥監督、生田斗真 門脇麦 磯村勇斗 山崎七海 柚穂 宮藤官九郎 宮世琉弥 吉澤健 池田成志 篠原篤 柴田理恵 森下能幸 田中要次 大鶴義丹 尾野真千子出演。
⽇照り続きの夏、市の⽔道局に勤める岩切俊作(⽣⽥⽃真)は、来る⽇も来る⽇も⽔道料⾦が滞納する家庭を訪ね、⽔道を停めて回っていた。 県内全域で給⽔制限が発令される中、岩切は⼆⼈きりで家に取り残された幼い姉妹、小出恵子(山崎七海)、久美子(柚穂)と出会う。 蒸発した⽗、帰らなくなった⺟親(門脇麦)。 困窮家庭にとって最後のライフラインである“⽔”を停めるのか否か。 葛藤を抱えながらも岩切は規則に従い停⽔を執り⾏うが。
監督は高橋正弥、監督作品を見るのは初めてのようです。
生田斗真は、「湯道」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/03/01/060000 に出演でした。
門脇麦は、「天間荘の三姉妹」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/11/02/060000 に出演でした。
渇水というテーマ、場所は日本でも有数の熱い地区、群馬県前橋ということで、ここで雨が降らないというのは死活問題ですね。 そして、水道局は水を大切にする=料金滞納者への供給を止めるという方法に出ます。 でも、問答無用で水を止める担当者には大きな葛藤が生まれてしまいます。
主人公は、その点割り切ってやる人間ですが、一方では家庭が崩壊寸前になっているんですね。
この姉妹、もう絶望感しかないんですが、長女を演じる山崎七海が素晴らしいですね。主演作があるので映画2本目ですが、いい女優さんになっていきそうですね。