anttiorbの映画、映像の世界

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ホーンティング

1999年作品、ヤン・デ・ボン監督、リーアム・ニーソン キャサリン・ゼタ・ジョーンズ オーウェン・ウィルソン リリ・テイラー ブルース・ダーン マリアン・セルデス アリックス・コロムゼイ トッド・フィールド ヴァージニア・マドセン出演。

ヒル・ハウス。 そこは130年前、織物業で財を成した実業家ヒュー・クレインが妻と生まれくる子供たちのために建造した豪壮な館だったが、立て続けに起こった悲劇とその後語り継がれた不吉な噂のために長年住む者がいない不気味な館と化していた。 霊をはじめ非科学的な恐怖を科学的に実証する研究を進めるマロー教授(リーアム・ニーソン)は、ヒルハウスを舞台に選び、ある実験計画を立てた。 それは睡眠障害を抱えた患者を集め、彼らには真の目的を知らせることなく、館の忌まわしい歴史を伝え、その反応を確かめるというものだった。

こうして、病身の母の看護で青春を犠牲にした女性ネル(リリ・テイラー)、洗練されたセンスを見せつける優雅な美女テオ(キャサリン・ゼータ=ジョーンズ)、皮肉屋の青年ルーク(オーウェン・ウィルソン)の3人の男女。 館の内部は贅と工夫の極みだったが、なぜかどれも重苦しく不気味だった。 そして、宿泊したその夜から館は彼らに恐ろしい正体をみせていく。 深夜ドアを叩く大音響に始まったそれは、やがて時の経つままにエスカレート。 なかでもネルは幼い子供の霊が自分を何か隠された真実へと導くのを感じていた。 怪現象の連続にテオとルークは苛立ちをつのらせ、マローですら科学でも説明のつかない事態が起こるのを体験。 やがてネルは館に隠された恐るべき真実を知る。

監督はヤン・デ・ポン、「トゥームレイダー2」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15325943 を記事にしています。
マロー役でリーアム・ニーソン、「探偵マーロウ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/06/24/060000 が近作ですね。
ネル役でリリ・テイラー、「レザーフェイス―悪魔のいけにえ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15514194 に出演でした。
オーウェン・ウィルソンは、「アントマン&ワスプ:クアントマニア」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/02/21/060000 に出演が近作ですね。

シャーリイ・ジャクスンのホラー小説『山荘奇談』(The Haunting of Hill House)の2度目の映画化ということで、1回目の映画化は1963年のロバート・ワイズ監督による同原題の映画『たたり』(The Haunting)で、それのリメイクとなるということなんですね。
この63年版が興味が湧きますね。 1999年に、当時としては油の乗った役者陣を揃えたことで、作品よりもキャストに目が入ってしまう感じがします。 そのため昔の作品での、評価の高いお話のようなんですよね。
あまり超常現象の起きない1作目に惹かれますね。