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オレンジ・ランプ

2023年作品、三原光尋監督、貫地谷しほり 和田正人 伊嵜充則 山田雅人 赤間麻里子 赤井英和 中尾ミエ出演。

営業マンとしてトップの成績を収める只野晃一(和田正人)は、スタッフやお客様の名前を思い出せなくなるといった症状に見舞われる。 病院での検査の結果、晃一に下された診断は若年性アルツハイマー認知症。 結果を受け、元気がなくなっていく晃一を支えようと、妻の真央(貫地谷しほり)はなんでもやってあげようとする。 しかしあることをきっかけに晃一だけでなく真央の意識も変わり、しだいに職場や地域の人々の意識も変わっていく。

監督は三原光尋、「ムラサキカガミ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15407540 とドラマ数本を記事にしていますね。
只野晃一役で和田正人、「レジェンド&バタフライ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/01/31/060000 に出演でした。
妻の真央役で貫地谷しほり、「サバカン SABAKAN」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/08/24/060000 に出演でした。

いや、泣けました。 泣きどころはいっぱいありますが、私は正直、こういう内容の作品は躊躇してしまいます。
若年性アルツハイマー、致命的な病気で、誰にも発症する可能性があると言ってもおかしくない、怖い病気ですね。 治療薬もないし、なんとか進行を遅らせるしかない、進行も個人差があるようで、急速に進行してしまうと周りが本当に大変。 ただ、今作は、家族と周りの理解、そして何よりも本人がある出来事で、前に向かって進み始める劇的な瞬間があります。
職場の協力がいかに大事か? そしてできることは本人にやらせる、そして認知症の人間は感受性がより鋭くなっていく、これは勉強になりましたね。