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2023年作品、藤井道人監督、横浜流星 黒木華 一ノ瀬ワタル 奥平大兼 作間龍斗 淵上泰史 戸田昌宏 矢島健一 杉本哲太 西田尚美 木野花 中村獅童 古田新太出演。

壮大な自然の中で神秘的な「薪能」と呼ばれる儀式が行われる霞門村は、夜霧が幻想的な美しい集落だ。 しかし一方で、近くの山に巨大なゴミ最終処分場を有する村でもある。 母親(西田尚美)がした借金の支払いを抱えて霞門村で暮らす片山優(横浜流星)は、かつて父親が起こした事件が理由でその処理場で働くことを強いられていた。そんなある日、上京して村を出て行った幼なじみの美咲(黒木華)が村に戻ってくる。

監督は藤井道人、「余命10年」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/03/22/060000 以来の監督作品の記事となります。
主演は横浜流星、「線は、僕を描く」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/10/24/060000 で主演でした。
黒木華は、「映画 イチケイのカラス」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/10/24/060000 に出演でした。
大橋透役で一ノ瀬ワタル、「軍艦少年」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/12/18/060000 に出演していましたが、もっとエグい役も結構ありますね。

ポイントになっている“能“が予告編に流れているので、もっと呪っぽい作品かと思いましたが、取り上げているのは、ゴミ処理場を行う地方の現実的な問題を取り上げていました。 主人公の優がどうして冒頭あまりにも哀れな境遇なのかは段々と明かされていきますが、やはり閉鎖的な田舎ならではの“村八分“状態で、よく生きているなあというところまで追い込まれているんですね。
そして一番暗躍しているのは村長でしたね。 息子の透なんか、まだまだ小物でした。
しかし、山の中のゴミ処理場で、村を潤す利益をあげるって、なんかカラクリがあるのでは? と思ってしまう作品でした。