2023年作品、加藤拓也監督、門脇麦 田村健太郎 黒木華 染谷将太 古舘寛治 安藤聖 佐藤ケイ 秋元龍太朗 金子岳憲 安川まり出演。
夫である文則(田村健太郎)との関係が冷めきっている綿子(門脇麦)は、友人(黒木華)を通して出会った男性、木村(染谷将太)と頻繁に会うようになる。 そんなある日、綿子と木村の関係をかき乱す重大な出来事が起こり、綿子の平穏だったはずの日常は徐々に狂い始めてしまう。 過去を振り返っていく綿子は、夫や周囲の人々だけでなく、自分自身とも向き合っていく。
監督は加藤拓也、作品は初めてでした。
主演は門脇麦、「渇水」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/06/09/060000 に出演でした。
夫役は田村健太郎、「犬も食わねどチャーリーは笑う」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/09/26/060000 に出演していました。
黒木華は、「せかいのおきく」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/05/04/060000 で主演でしたね。
多少、時間が遡ったりの描写が、ちょっと不思議な感じを見せてくれますが、それが差し込まれるっていうのは、冒頭のショッキングなシーンを引きずっているんでしょうか?
不倫関係のお話ですが、一方で夫は夫婦関係を一生懸命修復をしようとしている、そして夫は再婚で、不倫の末一緒になったかのような夫婦。 前の妻との間には子供がいるようで、ちょっと複雑な感じで、夫婦になったところからもう破局の始まってしまった夫婦に起こった、どんどん壊れていくのに歯止めが効かない、でも表面は取り繕っているところが、なんか危険な感じを出していましたね。
配役の妙もあり、なかなかハラハラさせてくれました。