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ギレルモ・デル・トロの驚異の部屋 ⑤

2022年作品、キース・トーマス監督、ベン・バーンズ クリスピン・グローヴァー オリアナ・レマン出演。

第5話 ピックマンのモデル

1909年。ミスカトニック大学に通う美大生のウィリアム・サーバー:ウィル(ベン・バーンズ)は、裕福な家庭育ちの恋人レベッカ(オリアナ・レマン)と仲睦まじく過ごしていた。 大学では、学生芸術大賞の締め切りが迫り、評論家や後援家からの支援の道も拓く機会で、昨年の受賞者であるウィルは教師からも期待されていた。
そんな中、新しい生徒ピックマン(クリスピン・グローヴァー)が加わる。 彼は「見たものを描く」という人物画の課題で、腐った人体を描いていた 。ウィルは彼の絵に強烈な興味を感じていたが、教師たちはピックマンの絵を認めなかった。
ピックマンに興味を示したウィルは、彼の家を訪れて作品を鑑賞する。 ピックマンは自分の先祖に魔女がいたという話をして、魔女集会の言い伝えから描いた作品をウィルに見せるが、その恐ろしい絵を見たウィルは部屋を飛び出して吐いてしまう。 それからというもの、ウィルは悪夢や魔女の幻覚に悩まされるようになってしまう。 同じくしてピックマンは姿を消してしまうのだった。

監督はキース・トーマス、「ザ・ヴィジル~夜伽~」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/01/07/180000 を記事にしています。
ウィル役はベン・バーンズ、「パニッシャー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/11/19/220000 に出演していました。
レベッカ役はオリアナ・レマン、今作で初めて見る美しい女優さんでした。
そしてピックマン役でクリスピン・グローヴァー、「ザ・バッグマン 闇を運ぶ男」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14835434 に出演でした。

ウィルとピックマンの出会いと、その時見せられた彼の絵、そしてレベッカと結婚した後彼との再会、何か魅入られたようなお話でしたね。
描く絵は不気味で恐ろしんですが、実はピックマンは悪意で描いている感じではなく、無意識のうちに書かされている感じなのがだんだんわかってきますが、それがかえって怖い感じがしましたね。