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ミセス・ハリス、パリへ行く

2022年作品、アンソニー・ファビアン監督、レスリー・マンヴィル イザベル・ユペール ランベール・ウィルソン アルバ・バチスタ出演。

1950年代のロンドン、戦争で夫を亡くし未亡人となった家政婦・エイダ・ハリス(レスリー・マンヴィル)は働き先で美しいドレスに出会う。 そのドレスは、初めて聞くクリスチャン・ディオールというブランドのもので、450ポンドと高価なドレスだった。ドレスの美しさの虜となった彼女は、ディオールのドレスを購入するためパリへ向かう。 そこでは新しい出会いと恋が彼女を待っていた。

監督はアンソニー・ファビアン、初めて作品を見る監督です。
ミセス・ハリス役はレスリー・マンヴィル、「ファントム・スレッド」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15533588 に出演していました。
コルベルト役でイザベル・ユペール、「ポルトガル、夏の終わり」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/10/18/060000 に出演していました。
ナターシャ役でアルバ・バチスタ、美しい女優さんですが初めてでした。

多少実話の部分があるんでしょうか? 基本コメディで、笑えて、ちょっと感動するおはなし、難しい作品の後にはほっこりするお話ですね。
冒頭は夫の生死はまだわかっていませんが、いきなり彼がはめていた指輪が届くことで、どうやら夫は戦死したことがわかります。 覚悟はしていましたが、やはりこれで本当に未亡人になってしまった彼女は、金払いが悪い家で見つけた煌びやかなドレス、それがクリスチャン・ディオールの500ポンドのものだと知り、それを買いに行こうとお金を貯め始めます。

ここで紆余曲折あるんですが、ここパリまで行くくだりがが心地いいんですよね。
ちょっとした彼女の活躍劇ですが、ラストは彼女なりの幸せを掴む、そんな感じでした。