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ヘルドッグス

2022年作品、原田眞人監督、岡田准一 坂口健太郎 松岡茉 優雅-miyavi- 北村一輝 大竹しのぶ 酒向芳 吉原光夫 金田哲出演。

警察官であった頃、愛する人が殺されるのを止めることができなかった兼高(岡田准一)は、復讐心だけを抱え生きていた。 そんな彼は警察組織に目を付けられ、ヤクザ組織への潜入を命じられる。 相性98%の結果が出たサイコパスなヤクザである室岡(坂口健太郎)とバディを組んだ兼高は、組織のトップである十朱(優雅-miyabi-)が持つ秘密ファイルの奪取を目指し、猛スピードで組織内を駆け上がっていく。

監督は原田眞人、「燃えよ剣」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/10/31/060000 でも岡田准一とのコンビでした。
主演はその岡田准一、「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/07/02/060000 でも殺し屋でしたが、こっちの作品では思いっきり殺します。
坂口健太郎は、「余命10年」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/03/22/060000 を記事にしていますが、180度違う役柄でした。
松岡茉優は、「騙し絵の牙」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/04/04/060000 を記事にしています。

まあ岡田くんのアクションがこれも堪能できますね。 アクション指導にも参加していますが、もう彼は当たり前なのかもしれませんね。
豪華キャストのヤクザ映画ですが、岡田准一は潜入捜査官、と言っても警察をやめ、ガールフレンドを殺した中国人マフィアを、一人ずつ処刑した、やさぐれ元警官になっていたところ、その腕を買われ潜入の役目を受け入れます。 しかしそこには彼はある使命感を持っていて、高収入をどうしても欲しかったということなんですね。


今作のキーマンは十朱組長役のMIYAVIと、吉佐恵美裏役の松岡茉優ですね。 ちょっと難しいハードルの高い役を二人がこなしていることで、映画のグレードが上がっています。 欲を言えば、もっと健太郎くんがサイコだったらよかったと思います。