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リコリス・ピザ

2021年作品、ポール・トーマス・アンダーソン監督、アラナ・ハイム クーパー・ホフマン ショーン・ペン トム・ウェイツ ブラッドリー・クーパー出演。

1973年、ロサンゼルスのサンフェルナンド・バレー。 15歳の高校生・ゲイリー・バレンタイン(クーパー・ホフマン) 子役スター。 ある日、学校へカメラマンのアシスタントとしてやってきた25歳のアラナ・ケイン(アラナ・ハイム)に一目惚れする。 即座にナンパしてデートに誘う。ア ラナはゲイリーを子ども扱いにするが、電話番号を伝える。 ゲイリーは積極的にアラナを口説き落とし、食事することに。

監督はポール・トーマス・アンダーソン、「ファントム・スレッド」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15533588 以来の記事となります。
アラナ役はアラナ・ハイム、“ハイム“というさ人の姉妹のバンドの末娘でギター兼ボーカルをしていて、映画初出演、全員本当の姉妹役で出演しています。
ゲイリー役はクーパー・ホフマン、父親はあの名優・フィリップ・シーモア・ホフマンということで、監督の盟友だったことでの大抜擢でした。

脇を大ベテランが固めているこの作品。 70年代の懐かしさと、若さゆえの危なっかしさ、そして大胆さ、危険なシーンも、あり得ないシーンもありますが、くっついては離れを繰り返すゲイリーとアラナの姿が初々しく、なかなか引き込まれるラブストーリーでしたね。 

派手な作品に囲まれていますが、なかなかの秀作だったと思います。