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オフィサー・アンド・スパイ

2019年作品、ロマン・ポランスキー監督、ジャン・デュジャルダン ルイ・ガレル エマニュエル・セニエ グレゴリー・ガドゥボワ出演。

1894年、フランス。ユダヤ系の陸軍大尉ドレフュス(ルイ・ガレル)が、ドイツに軍事機密を流したスパイ容疑で終身刑を宣告される。 ところが 対敵情報活動を率いるピカール中佐(ジャン・デュジャルダン)は、ドレフュスの無実を示す衝撃的な証拠を発見。 上官に対処を迫るが、国家的なスキャ ンダルを恐れ、隠蔽をもくろむ上層部に左遷を命じられてしまう。 全て失っても尚、ドレフュスの再審を願うピカールは己の信念 に従い、作家のゾラ(André Marcon)らに支援を求める。 しかし、行く手には腐敗した権力や反ユダヤ勢力との過酷な闘いが待ち受けていた... ...。

監督はロマン・ポランスキー、「おとなのけんか」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/13998910 を始め数作記事にしています。じっくり未見作品も見ていきたい監督です。
ピエール中佐役はジャン・デュジャルダン、「英雄は嘘がお好き」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/10/28/060000 に出演していました。
ドレフェス役はルイ・ガレル、「愛を綴る女」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15176279 に出演していました。

今作は事実ベースの作品ですね。 「ドレフェス事件」という冤罪を取り上げた作品で、時代は19世紀の末、まだ世界大戦前ですが、なんとなく燻っている感じがする時代背景ですね。 フランスはやはり周辺国を警戒し、お互いスパイを派遣して、他国の状況を探っている時でした。
このピエールという登場時少佐ですが、梅毒を患った前任者の後釜となり、たまたまこの事件の証拠に不備があることを発見、そして調べていくと重大な冤罪だったことがわかりますが。 日本でもそうですが、どこの国でも一旦判決が下るとそれが後で撤回されることはまずあまりあり得ませんね。 権威とプライドが邪魔をして、真実に蓋をする。 

しかしこのピエールという人物はやはり反ユダヤであり、この時代はいろんな地でユダヤに対する露骨な差別があったことがわかり、その極値がナチの大虐殺に、反ユダヤ=右派ということなんですかね。ヨーロッパは。