2021年作品、ドノヴァン・マーシュ監督、デオン・ロッツ エリカ・ウェッセルズ Masasa Mbangeni イスラエル・マツェケ=ズールー出演。
南アフリカのヨハネスブルク、ジョディ刑事(エリカ・ウェッセルズ)は人身売買の取引を追っていたが、犯人を取り逃がしてしまい、別の事件に回されてしまう。 それは白人男性が殺された事件だった。 被害者は銃殺された上、胸にTSCというスペルが刻まれていた。 殺された男は小児性愛者で、児童人身売買にも関わっていた。
1994年に6人の少女が誘拐された。綴られたスペルはその内の1人の頭文字と同じだった。
ジョディはそのことを上司に訴えた。 このままでは再び殺人が行われる、それに人身売買組織のしっぽを掴む糸口になるかも知れない。 だが、上司は事件に入れ込みすぎるジョディの精神状態を心配し、3ヵ月の休暇を取るように言った。
上司の言葉に納得できず荒れるジョディ、鑑識で親しい仲のヌトンビ(Hlubi Mboya)は、そんなジョディを慰める。 しかし、再び同じような殺人事件が発生してしまう。
監督はドノヴァン・マーシュ、「ハンターキラー 潜航せよ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15937604 を記事にしています。
出演者の役者さんの過去出演作の記事はありませんでした。
南アフリカ作品ですが、扱っている題材はエグい内容ですね。 幼い子供をおそらく言葉巧みに誘拐してくるのか、あるいは貧民層の子供を強制的に集めてくるのか?とにかく大量の子供が運ばれてきます。 一部の子供たちは安全に施設のようなところで暮らせますが、そんなのはほんの一握り、ではそのほかの子供たちは?
恐ろしい題材を扱った作品ですが、この復讐劇もスサ家事買ったし、まだまだ終わらないラストに震えがきますね。