anttiorbの映画、映像の世界

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グレタ ひとりぼっちの挑戦

2020年作品、ネイサン・グロスマン監督。


2018年8月、気候変動に対する政府の無関心に抗議するため、15歳のグレタはたったひとりでストックホルムにある国会議事堂前に座り込み、学校ストライキを始めた。 自作の看板を掲げ、リーフレットを配りながら通行人の質問にも丁寧に答えるグレタ。 毎週金曜日に行っていたこの行動は「Fridays For Future(未来のための金曜日)」と名付けられ、世界中の若者たちにも次第に浸透。 たったひとりで始めたストライキは、数か月のうちに国内外へ広がる一大ムーブメントになっていった。 その後、2019年にニューヨーク国連本部で開かれた気候行動サミットで涙ながらに強く訴えたスピーチでグレタはさらに世界的な注目を浴びる存在となっていく……。

監督はネイサン・グロスマン、カメラマンから映画の方に進出した長編ドキュメンタリーデビュー作のようですね。

グレタ・トゥーンベリはもう世界的に有名な少女となりましたね。 彼女が地元で学校ストライキを始めたのが全ての始まりでした。 15歳の少女がたった1人で訴えた世界的な温暖化阻止のストライキ。 でも彼女はしっかりとデータを集め、本当に早く止めないと、人類存亡の危機が来ると、そしてそのツケは自分達の時代に確実にやってくるという確信から、居ても立っても居られないという危機感なんですね。
そしてそのれが燎原の火のように、地元スウェーデンに、ヨーロッパに、そして全世界に広がっていきます。 彼女の考えに賛同していく学生たち、さらにいろんな政治家、有名人も注目し始めます。


そして彼女は父に見守られながら、まずは毎週金曜日に“Fridays For Future(未来のための金曜日)“にこの行動を継続していきます。
ただ、この彼女の行動が、彼女自身をいろんなところに駆り出し、スピーチをすることになっていきます。 あらゆるところで喝采を浴びる彼女、でも本当に温暖化に歯止めをかけることができるんでしょうか? 公開時にはアメリカの大統領はトランプでしたが、彼は皮肉たっぷりに彼女を批判していましたね。 ただ、いきなり石油、石炭を使わないで、CO2を出さないエネルギー転換ができるのか? 現実的な壁というものは実際にあり、各企業は進み始めてはいますが、彼女の計算とはまだまだ大きなギャップがあり、経済界、産業界は簡単にはいけない事情もあると思うんですが。

 

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