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前科者 -新米保護司・阿川佳代- ③

2021年作品、岸善幸 岡下慶仁監督、有村架純 石橋静河 宇野祥平 北村有起哉出演。

第5話

三人目の対象者、田村多実子(古川琴音)を担当することになった佳代(有村架純)。多実子は覚せい剤取締法違反で逮捕されたが、執行猶予の判決を受けていた。 法廷でも裁判官に「自分を刑務所に入れてほしい」と強く訴えかけた多実子。

恋人の佐藤翔(富田健太郎)裏切りによって性風俗で働かされ、薬漬けとなってしまった彼女は、自信と希望をすっかり失っていた。 佳代は、多実子の薬物との戦いに、最後まで付き合う、と約束するが…。

第6話

多実子の元恋人で、覚せい剤の売人でもある佐藤翔が多実子に接触を図ったことを知った佳代。 多実子は辛うじて薬物の誘惑に打ち勝つことができたが、いつ再び翔が接触してくるとも知れない。 多実子を全力で守る、と決意する佳代。 しかしそんな佳代を待ち受けていたのは、保護司にとって、最大の試練ともいえる局面だった。 保護司となって半年。  “前科者”を前に、佳代がたどり着いた答えとは……。

保護観察官の高松役で北村有起哉、「ヤクザと家族 The Family」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/02/04/060000 に出演していました。 冷静である時は冷徹な役どころ、でも決して情がないわけではありませんし、職務に忠実な立場なんでしょうね。
そして今回の対象者・多実子役で古川琴音、「偶然と想像」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/12/29/060000 の1話目に出演していました。
そして彼女を薬漬けにした男役で冨田健太郎、好きなシリーズの3作目に出演している様ですが、まだ未見でした。

6話構成のこのドラマですが、原作はコミックスで既刊中なので、まだまだ続けていける感じなんでしょうか? またWOWOWで作られるのかもしれませんが、見れる環境を期待しながら続けて欲しいシリーズになりましたね。 有村架純ちゃんの、ハマりやくになると思いますね。


この最終話は、作りが映画版と似ていますね。 映画版の様に背景もじっくりと描いてもいいくらいのある意味重くて辛いお話でしたが、なぜ再犯率が前科がついていくと高くなるのか? それをみどりが吐き捨てるように、多実子に言うシーンは大変リアルで、もう一つ、世間もやはり一旦前科がついてしまうと、どうしても拭えない先入観ができてしまうんでしょうね。

私だって初めての人間に前科がついていたら、果たしてまっさらにその人間に接することができるかは自信がなくなりました。


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