2021年作品、クラウディア・リョサ監督、マリア・バルベルデ ドロレス・フォンシ ヘルマン・パラシオス ギジェルモ・フェニン出演。
ひと夏を過ごすためにアマンダ(マリア・バルベルデ)は、娘のニナ(Guillermina Sorribes Liotta)を連れて、スペインからチリの田舎へやってきた。 夫のマルコ(ギジェルモ・フェニン)は遅れて到着する予定だ。 小さな家を借りたアマンダは、近所に住むカローラ(ドロレス・フォンシ)と親しくなる。 彼女にはダヴィッド(Emilio Vodanovich)という息子がいた。
車の中でくつろいでいる時、カローラは息子のダヴィッドは怪物だと言い出した。 昔は天使のように可愛かったのだが、ある日、ダヴィッドは森の中で、水たまりで遊んだ。 その夜、彼は原因不明の高熱を出した。 医者の所まで、2時間はかかるので、カローラはダヴィッドを連れて、森の中にある”緑の家”へ連れて行った。 そこには不思議な力を持った老女が住んでいた。
「ダヴィッドは毒に侵されている。 このままでは助からない。 彼の魂の半分を、他の誰かに移さなければならない。」そう言われてしまう。
処置が終わって、ダヴィッドは助かったが、それまでとは全く違う別人になっていた。今でもダヴィッドが何を考えているのか分からない。
アマンダはその話をとても信じられなかった「ダヴィッドには気をつけて」そうカローラはアマンダに忠告したが。
ちょっとしたホラーなんですが。
監督はクラウディア・リョサ、過去作も1作見れるようですね。
アマンダ役はマリア・バルベルデ、「切り裂き魔ゴーレム」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/09/01/180000 に出演していました。
カロラー役はドロレス・フォンシ、「しあわせな人生の選択」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15019267 に出演していました。
物語は夏の間を過ごすためにチリの田舎町にやってきた母と娘のお話です。 カローラという一人息子のいる母親と出会い、仲良くなりますが、彼女のその息子・ダヴィッドの話を聞かされます。 そしてそれは恐ろしいお話でした。 森の中で飲んだ水で苦しみ出したダヴィッド、なんとか病院に行こうとしましたが、一刻を争うということで森の中の老婆を頼ります。 しかし老婆は不思議なことを言い、それでも息子の一命は取り止めました。 しかし息子の性格は一変してしまいます。
このダヴィッドが怖いんですよね。 その原因がなんなのか? もしかしたら元の彼は死んでいるのかもしれません。 しかしその原因にあった水は、どうも汚染されていたのでは? というお話のようなんですが。 環境問題の側面のありつつのホラーですね。