anttiorbの映画、映像の世界

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模倣霊

2017年作品、ホ・ジョン監督、ヨム・ジョンア パク・ヒョックォン シン・リナ イ・ジュンヒョク出演。

チェ(イ・ジュウォン)は不倫相手(パク・スヨン)を連れて長山へと車を走らせていた。 トランクには拘束した妻(チャン・リウ)を詰め込んでいた。 途中、犬を撥ねてしまったが、その犬もトランクに入れた。 長山には長山洞窟と呼ばれる洞窟があり、今はブロックで塞がれていた。
長山洞窟に辿り着いたチェは、ブロック塀に穴を開けた。 真っ暗な洞窟内には、鈴の付いた注連縄が張られていたが、チェはそれを無造作に引きちぎり、妻を殺し、犬と一緒に洞窟に放り込むと、再びブロックで穴を閉じた。
チェと不倫相手はその場を立ち去ろうとしたが、どこからか声が聞こえてくる。 それは殺したはずの妻の声に聞こえた。 死んでいなかったのかと思い、壁に近づいてみると確かに妻の声が聞こえる。 恐ろしくなった二人は、車もそのままにその場から逃げ出していった。
ヒヨン(ヨム・ジョンア)は痴呆症が進んだ義母のスンジャ(ホ・ジン)の療養も兼ねて、夫のミノ(パク・ヒョックォン)と娘のジュニ(パン・ユソル)の四人で長山の家へと引っ越してきた。 ヒヨンにはジュンソ(チョン・ジフン)という息子もいたのだが、五年前に行方不明になり、未だに発見されていなかった。
ある日、いなくなった犬を探している姉弟(イ・チェウン、ファン・ジェウォン)が訪ねてくる。 ヒヨン夫婦はドッグトレーナーの仕事をしていたが、姉弟が探している犬は見たことがなかった。 ふと、姉弟は森の中から飼い犬の声が聞こえた気がして、そちらへと歩いていく。
姉弟は鳴き声に導かれ、長山洞窟へとやってきた。 ブロック塀は崩され、穴が開いている。 姉が中を覗いてみると、突然、何者かに中に引っ張り込まれた。 だが、自力で脱出し、弟とヒヨンのところへと逃げ戻っていった。
姉弟はミノとヒヨンを連れて洞窟に戻ってきた。調べ始めたミノは、洞窟の奥から現れた女に遭遇。 だが、女はミノに覆いかぶさるようにして、そのまま死んでしまった。その後の警察の調べで、この女はチェの不倫相手だと判明する。
その時、ヒヨンは森の中で迷子と思われる見知らぬ少女(シン・リナ)を発見する。 しかし、ミノと子供たちの悲鳴を聞き、洞窟へ戻った隙に少女は忽然と姿を消してしまった。

韓国の心霊ホラーですね。
監督はホ・ジョン、2作目の監督ですね。1作目もミステリーの様です。
主演はヨム・ジョンア、「スピード・スクワッド ひき逃げ専門捜査班」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/12/28/060000 に出演していました。
夫役はパク・ヒョックウォン、「出国 造られた工作員」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/08/03/060000 に出演していました。
子役でシン・ルナ、「殺人者の記憶法」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15383284 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/12/01/180000 でもウニの子供時代に起用されていました。切ない表情がすごくリアルでしたね。


物語は、不倫の清算のために妻を殺し、長山に連れていきます。 ここには洞窟があり今は塞がれていました。 チェは、わざわざ塞がれているレンガを壊し、途中轢き殺してしまった犬と一緒に妻を放り込み、そしてまたレンガで塞ぎその場を立ち去ろうとします。 その時殺したはずの妻の声が聞こえてきます。 二人はそこから逃げ出します。
時がたち、ヒヨンと夫のミノの家族に。 長男は行方不明中で、痴呆の祖母と、長女のジュニとの四人家族ですが、ある日犬を探しているという幼い姉弟に会います。 その姉弟は声にひかれ、長山洞窟にやってきます。 そこは塞がれたはずの煉瓦がこじ開けられていました。そしてそこに引き込まれます。


今作は韓国の人間の声を真似て人を捕食する妖怪<チャンサンボム(萇山虎)>をモチーフにしているということですね。 塞がれたはずの洞窟から聞こえてくる声、そして謎の少女、怖さというより、切なさいっぱいのホラーになっています。

ラストも母親だったらそうなってしまうだろうなあ、そんな悲しみいっぱいのエンディングでした。

 

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