anttiorbの映画、映像の世界

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Bの戦場

2019年作品、並木道子監督、よしこ 大野拓朗 高橋ユウ 有村藍里出演。

式場の中で泣いている女性がいる。 新婦から、美人の先輩から交代して欲しいといわれ、自分がブスだと言われた様で、取り乱しているのだった。 しかしそれをなだめたのが先輩の彼女だった。
北條香澄(よしこ)は誰もが認める 「絶世のブス」だ。 香澄は一番写りが良かった写真は母のお腹の中のエコー写真だったと自虐する。
子供の頃から容姿でいじめられ、いつかは自分をまるごと愛してくれる王子様が現れると母に説得されてきた。 そんな香澄は大人になってウエディングプランナーとしてさいたま新都心で働いている。 子供の頃に見た結婚式に憧れて自分は無理でもせめてそれを演出する人になろうと健気に頑張ってきた。
そんな時、新しい課長がやってくる。 まだ若いのに課長で来るのは、相当なやり手の存在だと噂をしていたが、現れたのは長身で、超イケメンの上司・久世(速水もこみち)だった。
あっという間に女子プランナーの憧れの的になるが、一番の美人プランナーの先輩(高橋ユウ)も相手にされないくらいだった。 そんなある日、香澄は自分の担当のお客の為に残業をしていた。 そのとき久世は、いきなり香澄に求婚をしてくる。 ついに白馬の王子様のがやってきたのか。
しかし、久世課長の言葉に香澄は耳を疑う。 「香澄さん、ずっと探していました。 あなたのような…絶世のブスを」。 久世課長は自称 「意識の高いB専」 だった。
求婚してくる久世課長に対して香澄はこんな変態とはやっていけないと激怒してしまう。
絶世のブスだけど中身は美しい香澄は、超イケメンだが性格は大問題の久世課長の求婚に振り回されていくのだった・・・

これは意外に笑えて、でもいい作品でした。
監督は並木道子、映画初監督作品になるようですね。
主演はよしこ、ガンバレルーヤというお笑いコンビの片方で、相方のまひるもチラッと出演、そしてナレーションをしています。
そして速水もこみち、「海月姫」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15800342.html が映画近作ですね。
そして恋のライバルで大野拓朗、「旅猫リポート」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15745208.html が近作です。

物語は、やり手のウエディングプランナーの香澄の恋の物語です。 でも彼女はとっくにそんな感情は持ち合わせていません。 いつか自分も結婚できたらいいなあ位なんですね。 それ以上に、ここで結婚式を挙げる新郎新婦に幸せになって欲しい、そのために一生懸命尽くすのが彼女の生きがいです。 プロとしてのプライドといったところ。
そこに現れたのが、超イケメンの課長の久世でした。 彼はいわゆるブス選、彼女にとってそれは自分を幸せにしてくれるチャンスかと思いましたが、久世の考えはちょっといびつなんですね。 その手には乗らない、なにか違和感を感じ断ってしまいます。
しかし香澄のことをもう一人思っている男がいるんですね。 しかし、そんな時、この結婚式場で、プロポーズをしたいという男が現われます。 そして何とかこの二人をゴールインさせようと香澄は誠心誠意がんばって行きます。

今作はよしこの初主演ということで、女優としてはどうかな? と思いましたが、監督の力量と、彼女の頑張りで大変いい作品になっていました。 これはなかなかのお勧め作品であり、オチも現実的でなかなかスキッとしています。

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香澄の職場にイケメン上司が

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そしてなんと求婚される

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そして、花屋の竹内にも

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一緒に実家の近くで暮さないかとプロポースされる

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しかし彼女はいまの担当の仕事に邁進する

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