anttiorbの映画、映像の世界

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マイ・ブルーベリー・ナイツ

2007年作品、ウォン・カーウァイ監督、ノラ・ジョーンズ ジュード・ロウ デヴィッド・ストラザーン レイチェル・ワイズ ナタリー・ポートマン出演。


エリザベス(ノラ・ジョーンズ)は恋人に他の女性がいることを知り失恋。 なかなか立ち直れずにいたが、恋人の家の近くにあるカフェのオーナー、ジェレミージュード・ロウ)を話し相手に、彼の作るブルーベリーパイで少しずつ癒されていった。

ジェレミーも毎日のようにやってくるエリザベスをいつしか心待ちにするようになり、2人の距離が狭まったかと思われたが、ある日エリザベスは元彼が新しい彼女と一緒にいる姿を目撃してショックを受け、ジェレミーの前から姿を消し旅に出る。
メンフィスにやってきたエリザベスは昼はダイナー、夜は安酒場で働き始め、警察官のアーニー(デヴィッド・ストラザーン)と知り合う。 毎日のように酒場へやってくるアーニーは、妻を愛するあまり束縛しすぎて逃げられ、アルコール依存症になっていた。 ある時アーニーが事故で亡くなると、エリザベスは酒場にやってきたアーニーの元妻(レイチェル・ワイズ)から、夫の束縛から逃れたいと思いながらも、彼が亡くなったことで心を痛めていると打ち明けられ、彼女もまたアーニーを愛していたことを知る。


ちょっと変わったロードムービーですね。
監督はヴォン・カーウァイ、「グランド・マスター」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15649466 を記事にしています。 全く毛色の違う作品ですね。
主演はノラ・ジョーンズ、歌手としての彼女はもちろん知っていますが、女優として、それも主演という彼女は初めてでした。 悪くはなかったです。
ジュード・ロウは、「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/07/12/060000 が近作となりますか。
デヴィッド・ストラザーンは、「ノマドランド」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/04/07/060000 では唯一と言っていいほど、俳優としてノマドを演じていました。


物語はいきなり失恋してしまった女性・エリザベスから始まります。 そんな彼女を慰めてくれたのは、カフェのオーナーと、彼が作るブルーベリーパイでした。 毎日のように顔を出し、なんとかショックから立ち直ろうとする中、元彼が新しい恋人と一緒にいる姿を見て、この街を離れるエリザベス。 メンフィスに、そしてラスベガスに、そしてニューヨークに戻ってくるエリザベス。


今作は旅が主というよりも、移動先で出会ういろんな人間との触れ合い、そこにある人間の人生、悲しみ、思いを味わいながら彼女が成長していく、そんな感じですね。

出会うキャストがまた豪華なんですね。 そういう意味でも力の入った作品だった気がしますね。

 

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