anttiorbの映画、映像の世界

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炎の肖像

1974年作品、藤田敏八 加藤彰監督、沢田研二 秋吉久美子 朝丘雪路 大門正明出演。

喧嘩をして血まみれの姿のまま、波間に揺れる廃船に横たわる男。 彼の名は鈴木二郎(沢田研二)。 ジュリーの愛称で人気のロック歌手だ。 浜辺にたどり着いた彼は、既にいない喧嘩相手に悪態をつきながらホテルに戻る。

部屋では、年上の恋人である小林絵里(中山麻理)が待っていた。 激しく絡み合う二人。 喧嘩の一部始終をみていたという絵里は、「死んじゃえばよかったのよ、あんたなんか」と二郎にいう。 画家である絵里の絵を「面白くなくなってきた」という二郎に、「柄にもなく、当たり前の女になろうとしたからね」と答える絵里。 年上の女の偏愛の煩わしさに部屋を出る二郎。 あてもなく歩いていた二郎に、トラック運転手の星野(地井武男)が声をかける。
その頃、電車に乗っていた絵里は東京まで乗り越すことを車掌に告げていた。 星野と一緒に立ち寄ったドライブインで、駐車してあった車を免許もないのに運転してぶつけてしまった二郎は走って逃げてしまった。

一方、操車場で画材と共に倒れている絵里が遺体で発見された。 数日後、二郎の部屋の前にいたきりこ(秋吉久美子)という少女を連れて、二郎の父親(佐野周二)が訪れてきた。 彼女は近くの喫茶店で待っている友人・小林ひろ(原田美枝子)と会ってほしいという。 ひろは死んだ絵里の妹であることを告げられた二郎は、喫茶店でひろと会うことにした。 二郎を前にしたきりことひろは、絵里が死んだのは二郎のせいだと詰め寄る。

「絵里が死んだんは俺のせいやとして、この俺にどうせっちゅうんや」と開き直る二郎。 「こんな可愛い妹さんがいるなんて聞いてなかったな」という二郎に平手打ちを見舞って店を出て行くひろ。 「一緒に食事にでもいこうよ。 呼び戻してこいよ」という二郎に、「それがあなたの手口なのね」と捨てぜりふを残してひろの後を追うきりこだった。


沢田研二のソロでどんどん上がっていく時期の映画ですね。
監督は二人、藤田敏八は、同じく沢田研二の「リボルバー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/4565584 も撮っています。
加藤彰は、にっかつ作品が多くクレジットされていますね。今作も軽くそういうシーンがあるので。
主演は沢田研二、新作が夏に公開されるということで、特集が組まれ数本を見ていくことに。「太陽を盗んだ男」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/11548670 が秀作ですよね。
秋吉久美子がヒロイン役、「笑顔の向こうに」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15879351 に出演していました。


物語は人気ロック歌手の鈴木二郎のお話です。 歌手でありながら気ままな行動をする二郎、周りは振り回されますが、しっかりとステージは上がり続けます。 そんな時恋人の絵里が死んでしまうことで、妹、そしてきりこという女性を知り合っていきます。
多少現実とダブっていくお話ですが、沢田研二の好調期なので、ライブ映像もしっかり入って、ラストはステージで終わります。 ただ俳優沢田研二の原型が垣間見える気もします。

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