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笑顔の向こうに

2019年作品、榎本二郎監督、高杉真宙 安田聖愛 辻本祐樹 西方凌出演。

真夏(安田聖愛)は目覚まし時計を2度も止めてしまう。 今日は初出勤日だった。金沢から出てきて、ここの歯医者で歯科衛生士を目指すことになっていた。 入り口はまだ開いていなかったが、後ろから声をかけられる。 従業員の入り口は別だと言われお腹の大きな先輩に連れて行かれる。 彼女が産休にはいるので、その後を彼女が入るのだった。 いつもドジばかり踏んでしまう真夏だが、必至にメモを取って何とか頑張り始める。
大地(高杉真宙)は、洗練された美しい歯を作ると評判が高く、その端麗な容姿から“王子” と呼ばれる若手歯科技工士。 個性的なクリニックの院長(木村祐一)や歯科医師(辻本祐樹)たちからの信頼も厚かった。 だが、金沢で歯科技工所を営む父(池田鉄洋)に手がけた義歯を見せたところ、“半人前” と否定されてしまう。
ある日、新人歯科衛生士として都内のデンタルクリニックで勤務し始めた幼馴染の真夏と偶然にも再会する。 幼馴染で、何に対してもそつなくこなす大地から馬鹿にされていた真夏。 こんなところで再会をしたのには驚きだった。
そんな大地は、大学から誘いが来る。 今の院長(阿部祐二)が推薦してくれ、大学の担当教授(秋吉久美子)が会いに来てくれた。 すっかり自分が認められたと思い、歓ぶ大地だったが、そんな時金沢から祖母(松原智恵子)がいきなり上京してくる。 演歌歌手のコンサートということだったが、しばらく東京にいると言い出す。 そしてお見合い写真を持ってきたので、それを断る為に、真夏に恋人のフリをして欲しいと頼み込む。
戸惑う真夏だったが、彼女も知っている大地のおばあちゃんなのでしぶしぶ了承する。
そんな時、大地にある課題が与えられた。 入れ歯を作ってみろと言われたのだった。 その患者は寝たきりになり、歯も悪くなって好きなものも食べれないというので、入れ歯を入れて、食べる喜びをもう一度与えてみたら問いうのだった。
しかし提供した患者(丹古母鬼馬二)からも、“自分の歯形に全く合わない” と突き返される羽目になってしまう。 はじめて壁にぶつかり、落ち込む大地を励ましてくれたのは、幼なじみの真夏だが、大地は、そんな真夏とも喧嘩になり。
患者が真に求めることとは何か?その難問を突きつけられた大地が見つめるべき大切なこととは……?

これはなかなか良い作品でしたね。
監督は榎本二郎、長編映画初監督です。
主演は高杉真宙、「十二人の死にたい子どもたち」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15850838.html も公開中です。
そして安田聖愛、「orange-オレンジ-」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13728292.html に出演していました。

物語は、実家が歯科技工所を営む青年のお話です。 東京で、修行中ですが、周りの評判はすこぶる良いんですね。 でも東京に出てきたのは、父親と喧嘩をして、家を飛び出したからでもありました。 父は手を怪我をしていて、実家はいずれ仕事が出来なくなる、でも大地のある部分がどうしても認められなかったようです。
そんな時歯科衛生士を目指してやってきたのが、大地の幼馴染の真夏でした。 実は彼女は、大地に小さいころから苛められていました。 いや、からかわれていたレベルでしたが、真夏にとっては天敵のような存在でした。
再会する二人、でもここに大地の祖母が来て、ちょっと変化が起きていきます。 そして大地も壁に当たります。

今作はモナコ国際映画祭で最優秀作品賞にあたる “エンジェルピースアワード” を受賞して、さらに患者役の丹古母鬼馬二が、助演男優賞に輝いています。
私もここ2年くらい3ヶ月一度、定期健診に通っています。 地元の歯科ですが、なかなか仕事が速く、若い院長さんで、好感を持っています。 できれば長く自分の歯で生活をする事が大事と言われ、虫歯も早期発見でき、歯磨きも昔よりも念入りにするようになりました。
今作では寝たきりの患者が、入れ歯を入れ物が食べられるようになって、起き上がるまで回復したという本当の事例をドラマの中で紹介しています。 お話自体もスカッとしますし、これはいい作品でした。

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父に認められず東京に

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真夏も歯科衛生士を目指し東京へ

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大地は仕事ぶりを認められる

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そんな時入れ歯を入れようとする患者が

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しかしつき返されてしまう大地

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気分転換に江ノ島に彼を誘う真夏

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