2017年作品、村田和也総監督、三浦祥朗 寺島拓篤 M・A・O 斉藤壮馬声の出演。
第10話 トワノサキワ'
はるか昔、宇宙の創造、繭の成長を見守っていた異方存在たち。 そのうちの一人が繭に生じた特異点に魅かれ地球に入る。 彼女は転生を繰り返し、24年前、「徭沙羅花」(M・A・O)として誕生した。 ザシュニナ(寺島拓篤)の目的は人類を異方に連れ出すことだった。 沙羅花はザシュニナに攻撃され、それをかばった真道(三浦祥朗)は重傷を負う。 沙羅花は自分の隔絶空間に移動、真道を蘇生させ、地球と人類への思いを語る。 真道の複製と外に出たザシュニナは、さっそくナノミスハインを関係者に紹介するが、ふと寂し気な表情を見せる。
第11話 ワノラル
ナノミスハインは世界中に拡散する。 真道と徭はザシュニナの野望を阻止するため、隔絶体に閉じ込めることを計画。 しかし、真道がフレゴニクスを持っていないという問題があった。 真道と徭は品輪(釘宮理恵)と花森(斉藤壮馬)を隔絶空間に引き込む。 さらに刑部鍍金に依頼し、品輪の設計でフレゴニクスを破る「アンタゴニクス」を発生させるベストとアームカバーを製作させる。 真道は徭に「双方の望みを叶える」交渉をすると語る。 カドは複製の真道を引き込んだ後、突如巨大化をはじめる。自分の野望を実行しようとするザシュニナの前に真道と徭が現れる。
いよいよクライマックスですね。 自分の野望をむき出しにしてきたザシュニナは、真道に断られたことで、作ってあった真道の複製を見せ本体を抹殺しようとします。 しかしそこに現れたのがなんと沙羅花でした。 実は彼女は異方存在で、自ら今の宇宙の繭に飛び込んだ存在でした。 そして転生を繰り返し、今は沙羅花として24年間生きてきました。
しかし圧倒的な力の差は、繭に飛び込んだ時多くの力を失ったことから生じていました。 しかしその間に割って入った真道。 大きく傷ついた彼を抱えて、沙羅花は消えていきます。
そして座種には自分の計画を複製とともに実行していきますが、沙羅花と一命を取り留めた真道も、ザシュニナに対抗する手段を打ちます。
ここでエピソード0が生きてきますね。 なかなかの設定だと思います。