anttiorbの映画、映像の世界

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拝み屋怪談 II ⑤

2019年作品、清水厚、大畑創監督、藤田富 北原里英 鎌田らい樹 久住小春出演。

相談者 吉崎麻紀(西山真来)から、「視える」人が限界まで力を使ったらどんなものが見えるのか、という相談を受ける心瞳(藤田富)。 麻紀は人には見えないものが見え、もっと珍しいものが見たいという。 彼女は、秘訣はきっと脳にある、と話す。 麻紀は明晰夢を見てノートに記録していたが、最近目が覚めていても見えるようになったという。 加奈江(鎌田らい樹)のことを思い出しつつも、興味本位で妙な世界に首を突っ込まないほうがいい、といさめて帰らせる心瞳。 しかし、麻紀の「脳の花」「新しい人間」という言葉に腑に落ちるものを感じる。 明晰夢が加奈江を生み出した原因なら、明晰夢を使って加奈江をどうにかできないか、と考える。
以前にもまして、隙間を怖がる真弓(北原里英)。 隙間の空いているふすまを見て、あの女の子が来る!と悲鳴を上げる。
家にやってきた息子 靖彦(柴田明良)とその妻(森田亜紀)に襲い掛かる男性(山中敦史)。 あの娘たちは全部俺のもんだと言ってるだろう!と叫ぶ。 病院で男性は、山へ行かせてくれ、と暴れる。
男性の服から、仏壇から複数の女性が出てくる絵を見つける靖彦。 親父がよく行く山だろう、と妻と一緒に山へ行き、積み上げられた仏壇を見つける。 その夜靖彦は、男性と同じようにベッドを抜け出し、山へ行く。 仏壇から真っ白な脚が伸びてきて、靖彦はその足を夢中で舐め始める。

今回登場する吉崎麻紀役は西山真来、「寝ても覚めても」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15673090 に出演していました。


この第2シーズンでは、ポイントになる新しいキャラが数人出てきますが、その一人がこの吉崎真来ですね。 「見える」と言い張る彼女、そしてその能力をもっと上げたいということを、「脳の花」という言い方をします。 実はこれが今シリーズの肝になっている感じがしますね。
そしていくつか幹になる話の一つがこの前回にも触れたこの山の中の仏壇なんですね。


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