2021年作品、土井裕泰監督、有村架純 菅田将暉 清原果耶 細田佳央太出演。
大学生の山音麦(菅田将暉)と八谷絹(有村架純)は、東京・京王線の明大前駅で終電を逃したことから偶然出会う。 音楽や映画の趣味がほぼ一緒で、二人は瞬く間に恋に落ち、大学卒業後フリーターをしながら同棲を始める。
お気に入りのベーカリーを見つけ、猫を拾い二人で名前をつけ、渋谷のパルコが閉店し、長年続いた番組が最終回を迎えても、二人は日々の現状維持を目標に就職活動を続けるが……。
理想の恋の生活が、ですね。
監督は土井裕泰、「罪の声」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/11/08/060000 が近作ですね。
主演は二人、有村架純は、「駅までの道をおしえて」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/11/10/060000 では少し登場しました。
菅田将暉は、「糸」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/08/31/060000 以来の主演ですね。
物語は、二人の現在の姿から始まります。 もう二人の横にはそれぞれの相手がいました。
時間は遡り、大学生の麦と、絹は、終電を逃して、他のサラリーマンとOLに誘われて、夜通し空いている店に行きますが、二人になった後、結構趣味が合うことがわかり朝まで一緒に居酒屋、ファミレスと梯子をします。 ほぼ好みが一緒ということで、何回目かのデートの時に、二人は付き合うことになりました。 程なく同棲することになり、そして、選んだ家は、駅から30分もかかりますが、見晴らしのいい環境のマンションを選びます。
麦はイラストの仕事で稼ぎ、絹はバイトで、お互いの時間はふんだんにありました。 しかし就活の時期となり、絹は就活に、麦は今までのような仕事を続けていこうと思い、できればプロになりたいと思っていました。 しかし親からの仕送りが止められ、だんだんと生活優先になって行くようになった頃から、麦も就職をしようと思い立ちます・・・
なんか、こういう学生生活にちょっと憧れた時がありましたね。 長くは続かないことが分かっていますが、この二人の4年間は、無駄には思えませんでしたね。 惰性で結婚をしようとしなかった二人は、ある意味立派だったかもしれません。
終電を逃したのが出会い
雨に降られファミレスで
そして付き合い始め
同棲を始める
駅から30分のマンション
幸せいっぱい