2024年作品、チュ・チャンミン監督、チョ・ジョンソク イ・ソンギュン ユ・ジェミョン ウー・ヒョン イ・ウォンジョン チョン・ベス ソン・ヨンギュ チェ・ウォニョン カン・マルグム パク・フン イ・ヒョンギュン チン・ギジュ ユ・ソンジュ キム・パブレ出演。
弁護士会のエースであるチョン・インフ(チョ・ジョンソク)は、大統領暗殺事件に巻き込まれた中央部情報部(KCIA)部長の随行秘書官であるパク・テジュ(イ・ソンギュン)の弁護を引き受ける。
軍人であったパク・テジュ は一人で軍法裁判にかけられ、16日後に最終判決が下されることになっていた。 公正な裁判を求めて戦うチョン・インフだったが、軍事クーデターを起こす巨大権力の中心である合同捜査団長チョン・サンドゥ(ユ・ジェミョン)によって裁判は不正に操られていた。
監督はチュ・チャンミン、「7年の夜」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/04/22/180000 を記事にしています。
弁護士のインフ役でチョ・ジョンソク、「スピード・スクワッド ひき逃げ専門捜査班」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/12/28/060000 に出演でした。
イ・ソンギュンは、「プロジェクト・サイレンス」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2025/03/07/060000 他、色々記事なる俳優さんですが、一昨年に亡くなっています。 惜しい俳優さんです。
全斗煥大統領のモデルのチョン・サンドゥ役でユ・ジェミョンは、「劇映画 孤独のグルメ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2025/01/13/060000 に出演でした。
朴正煕大統領暗殺は、私がまだ幼い頃に起こった時間でした。 隣の国は大統領が殺されるんだ、日本で言えば戦国時代のようだな、と思ったものです。 確か大統領夫人はもっと前に殺されていると思いましたが、この大統領は独裁政治を行なっていて、国内は不穏な状況だったということですね。
ただ、大統領、軍部、KCIAと、それぞれに思惑がある感じで、今作ではそれが垣間見えるよ思います。
大統領暗殺で唯一軍から参加したのがパク・テジュであり、だから普通の裁判ではなく、軍事裁判で裁かれるということとなり、弁護団はただでさえ不利な状況のようですね。
本名は避け、別名での本作ですが、それでもある程度忠実に16日間は描いているようです。 韓国の民主化はまだ遠い先なんですね。