2017年作品、キム・ヤンヒ監督、ヤン・イクチュン チョン・ヘジン チョン・ガラム キム・ソンギュン出演。
自然豊かな韓国・済州島で生まれ育った詩人のテッキ(ヤン・イクチュン)は、スランプに陥っていた。 売れないテッキを支える妻ガンスン(チョン・ヘジン)が妊活をはじめ、彼の人生に波が立ち始める。 乏精子症との診断が下り、詩も浮かばない。
思い悩む彼だったが、港に開店したドーナツ屋で働く美青年セユン(チョン・カラム)の呟きからインスピレーションを受け、新しい詩の世界への扉が開ける。 もっと彼を知りたいとの思いがわき、30代後半にして初めて守ってあげたいという感情が芽生えるテッキ。 そんな内心を隠しながら、孤独を抱えるセユンと心を通わせていくが……。
LGBTQ作品でしょうかね?
監督はキム・ヤンヒ、作品はまだこの1作ですね。
主演はヤン・イクチュン、「あゝ、荒野」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15506975https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15508511 に出演していましたね。
チョン・ヘジンは、「スピード・スクワッド ひき逃げ専門捜査班」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/12/28/060000 に出演していましたね。
物語は、子供がいない夫婦のお話です。 売れない詩人で、なかなかいい作品ができず、調子が良くないテッキです。 しかし妻は元気で、妊活をしようと言い始めます。どうしても子供が欲しいということでしたが、一回医者に行くと乏精子症と言われてしまいます。 そして体外受精を始めますが。
何か憂鬱になりながら詩を描いているテッキですが、そんん時寛順が好物のドーナツを買ってきます。 そんな気分ではなかったんですが、そのドーナツが異様に気に入ったテッキ。 毎日、そしてなくなるとダッシュで買いに行くようになります。 さらにはそのドーナツやで詩を書く作業を始めるほどに。
しかしそこで働いているセユンのことが気になり始めます。 そしてどんどん彼に近づいていきます。
今作は、テッキとガンスン、そしてセユンの三角関係の様相になっていきますね。 この家の経済は妻が支えていますが、だからいつも高い位置から見下ろす感じの態度をとります。 でもどんどんテッキの心が離れていくにつれ、ガンスンの態度が色々変化していきます。 しかし、そうなるとやはりテッキたちにも変化が出ていくのが、韓国作品にしては邦画のような展開の心理描写が、なかなか日本人に訴える部分があると思いました。
バイト教師の時に、腹出ている詩人と馬鹿にされるテッキ
そしてガンスンと妊活に
ドーナツにはまる
そしてそこの店員
セユンのことが気になり
のめりこんでいく