anttiorbの映画、映像の世界

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我、邪で邪を制す

2024年作品、ウォン・ジンポー監督、イーサン・ルアン ベン・ユン チェン・イーウェン ワン・ジン リー・リーレン出演。

ギャングの幹部を殺したならず者のチェン・クイリン(イーサン・ルァン)が、その被害者の葬儀に潜入して、別の幹部を射殺してしまう。 暴力団対策で葬儀を監視していたチェン・ホイ刑事(リー・リーレン)が現場を逃走したクイリンを追跡をする。 取っ組み合いの格闘の末、チェン刑事に失明させる痛手を与えてクイリンは逃げ切るのだった。
それから4年後。 クイリンの祖母の面倒を長年見ていてクイリンの主治医でもあるチャン医師(シエ・チョンシュアン)が、隠遁生活をしていたクイリンにステージ4の肺ガンで余命数ヶ月であることを告げる。 死を覚悟したクイリンは自首しようと警察に出頭するが、彼が殺人犯だと気づかない警察官にザツな対応をされているうちに、掲示板に記載されていた国の重要指名手配犯ランキングなるリストを見たクイリン。 そこで自分が重要度ランキング第3位に入ってることを知って、自分よりランキング上位に名を連ねているトップ2の二人を始末して、ランキング1位に繰り上がってから自首しようと考えを改めルのだった。

監督はウォン・ジンポー、初めての監督でした。
イーサン・ルアンは、「この心亡き者」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2024/01/07/060000 に出演でした。
リー・リーレンは、初めてでした。

邦題通りの、悪人が悪人を倒していくというお話です。 冒頭のアクションシーンはなかなかの引きですが、一気に4年後のシーンはおとなしくなってしまいました。
ちょっとトーンダウン感はありますが、ここは主人公・クイリンが行動を起こす理由づけになっているので仕方がないんでしょう。
2人目を倒すところも多少閉塞感はありますが、ここもラストにつながる理由づけになっていますね。 じっくり見ていくと味わい深い作品ですが、イーサン・ルアンが善人顔なんで、そこは多少違和感が(^^)