2020年作品、レミ・ウィークス監督、ウンミ・モサク ソープ・ディリス マット・スミス出演。
南スーダンからイギリスに亡命し収容所で生活を余儀なくされていた若夫婦・ボル(ソープ・ディリス)とリアール(ウンミ・モサク)だが、突然条件付きの保釈が決定する。
提示された3つの条件のひとつには、与えられた家に住みどこにも引っ越さないというものが含まれていたが、夫婦は自分たちの家が持てることに大喜び。 車に乗せられ夫婦が連れて来られたのは古いアパートの一室だった。
何もない汚い部屋だったが、夫婦は新しい人生の第一歩だと思うようにした。
その夜、夫ボルは壁の中から聞こえる異様な音に気付き、その日から家の中で幻覚をみるようになる。 一方の妻リアールも壁の中から聞こえる声を聞き、それが魔術師アペスの声だということに気付く。 呪われていると思い込んだ夫ボルは、故郷から持参した私物や、娘の形見まで全てを燃やすが状況は悪化していく。
夫婦は次第に正気を失って行き・・・
結構怖い作品でした。
監督はレミ・ウィークス、作品は今作のみです。
主演はウンミ・モサク、「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14580458 に出演歴があります。
夫役はソープ・ディリス、ショペという表記もありますが、今作で初めて見る俳優さんでした。
物語は内戦が続く祖国から脱出して、イギリスに亡命した夫婦のお話です。 途中娘を亡くしたということで、なんとか条件付きの亡命が認められそうになります。しかしその条件は、与えられた家に住み続けるということでした。 もちろん目立つような迷惑行動は厳禁で、ある程度の援助も受けられます。
行った先はちょっときたなく、暗い雰囲気のところでした。 でも夫婦はここで一定期間我慢すればと思い頑張る決意をしますが、ここではいろんな現象が起こってきます。そして幻影なのか?それとも幽霊なのか?
信じられない現象が起きてきます。 そしてとうとうここを紹介してくれた担当者に訴えにいきますが。
今作は、実は亡くなった娘というのが、キーポイントになっている感じがしますね。 若い夫婦に結構大きな娘でした。 こちらに来る船の中でなくなったということでしたし、過酷な渡航だったんですが。
どんどん精神が崩壊して行く夫と、ある時点で開き直る妻、ここがある意味見ものでしたが。
面接を受ける二人
娘と3人で亡命をしてきた
そして家をあてがわれるが
何か不気味な雰囲気
そして壁紙が外れていく
壁の中にだれかが!?
そして幻想が見える