2019年作品、梅沢壮一監督、黒沢あすか 木村圭作出演。
まもなく結婚5年を迎えるバツイチ同士の夫婦、さおり(黒沢あすか)と慶介(木村圭作)。 ある日、さおりは犬の散歩中、積み枝の前に見たことのない穴を発見。 覗いてみると、風が立ち、音が吸い込まれるような不思議な感覚を覚えるのだった。
それ以来、耳鳴りが起こり、さらには夫が発する生活音や笑い声など、些細な音に敏感になっていくさおり。 夫や仕事に不満を抱えることなく暮していた日々が一変し、気付かぬうちに積み重なっていた鬱屈が湧き上がってくる……。
ちょっと短編の作品です。
監督は梅沢壮一、「血を吸う粘土」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15928010 を記事にしています。
主演は黒沢あすか、上記作品でもコンビを組み、続編はまだ未見です。わたしは彼女の出演作「冷たい熱帯魚」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/7389937 が画期的な出演作で、もう彼女にはこれで大ファンになりました。
木村圭作は、記事にした作品はないようです。
物語は何げないバツイチ同士の夫婦のお話です。 しかし散歩中に穴を発見してから、さおりの精神のバランスが狂っていきます。 そして一番気になるのが生活の音でした。耳鳴り、頭痛、そしてとうとう妻は・・・
短編で、登場人物も少ない作品ですが、なかなかシュールで不思議な仕上がりでした。
バツイチ同士の夫婦
夫はトレーニングを
しかし彼女に変化が
そしてそのわけは
この穴を発見してから
なにかが