AINAアカデミーを経営する藍那ゆり(黒沢あすか)が粘土に使う土を採取していた。途中で廃墟となった不思議な小屋を発見し、その後土の中からビニール袋に包まれた土の粉を見つける。 その土の粉を倉庫に保管した。
AINAアカデミーは芸術大学に合格させるための予備校で、山奥の田舎にある。 現在の生徒は香織(武田杏香)、愛子(杉本桃花)、レイナ(藤田恵名)、由香 (牧原ゆゆ)、寛治(篠田諒)の5人だった。 藍那は生徒達を合格させるために必死で教えているが、生徒達はどこか遊び半分で真剣さにかけていた。
粘土を使って人物の顔を作る課題を与えたがおしゃべりが多く、始業時間にも遅れていた。 そんな生徒に対し、藍那はこんなことでは絶対合格できないと厳しくあたり始める。
ある日香織は倉庫からビニール袋に包まれた土の粉を見つけ自分の粘土に混ぜた。 粉の混ざった粘土は水を自分から吸収するようになり、香織の作品は立派に仕上がった。 次の日、折れたカッターの刃を呑み込んだ粘土をつまんだ時、香織の指が切れ、血が流れる。 粘土はその血も吸いこんでしまう。
ある日香織は倉庫からビニール袋に包まれた土の粉を見つけ自分の粘土に混ぜた。 粉の混ざった粘土は水を自分から吸収するようになり、香織の作品は立派に仕上がった。 次の日、折れたカッターの刃を呑み込んだ粘土をつまんだ時、香織の指が切れ、血が流れる。 粘土はその血も吸いこんでしまう。
藍那は香織の作品は褒めるものの、他の人の作品には心がこもっていないとけなしてしまう。 藍那の過激な発言に他の生徒達が反発し始めた。 この発言に我に返った藍那は冷静になる。
その日、最後まで作品を作っていたレイナを香織が作った作品が襲い掛かる。 レイナは粘土に呑み込まれながら、体が粘土と融合した。
翌朝、香織の作品が壊されているのと、レイナが行方不明な事で藍那が慌ててレイナ探し始めるのだった・・・
これは見たかった作品でした。
監督は梅沢荘一、「ABC・オブ・デス 2」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14949439.html に参加していましたが、特殊メイクアーティストとして多くの作品に参加しています。
そして黒沢あすか、「沈黙 -サイレンス-」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14698831.html に出演していましたが、私は彼女の出演作では「冷たい熱帯魚」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/7389937.html が衝撃的でした。
物語は、美術大学受験のための予備校を地方でやっている、そこで起こった惨劇のお話ですね。
彼女が粘土を採取していた時、ビニール袋に収まった粘土を発見してしてしまいます。 これがすべての始まりでしたが、一体誰がこの粘土を埋めたのか?
それを使ってしまった生徒がまず犠牲になります。
そして人間をどんどん取り込んでいくんですね。 でもこの粘土はいったいなんなのか? それは、悲しい過去のある人物が絡んでいるんですね。
今作の設定はなかなか奇抜で面白いですね。 人形やマネキンのお話はありますが、原材料の粘土に恐ろしい呪いが宿るというのが凄いですね。 ホラーとしても面白いです。

地方で芸術の予備校をしている藍那ゆり


しかし惨劇が起こる

そこには粘土にまつわる秘密が

今は亡き芸術家がいた
