2020年作品、松本花奈監督、葉山奨之 堀田茜 八木アリサ 塚本高史出演。
何事にも内気で積極的になれない橋口海(葉山奨之)はある日、彼女のサヤ(堀田茜)にフラれてしまう。 不運は続き、勤める化粧品会社CEOからも子会社への出向を命じられ、失恋とあわせて失意のどん底に。 出向先は【恋愛コンサル】という奇妙な会社で、キスによって恋人たちの「寄りを戻す」仕事場であった。
何事にも内気で積極的になれない橋口海(葉山奨之)はある日、彼女のサヤ(堀田茜)にフラれてしまう。 不運は続き、勤める化粧品会社CEOからも子会社への出向を命じられ、失恋とあわせて失意のどん底に。 出向先は【恋愛コンサル】という奇妙な会社で、キスによって恋人たちの「寄りを戻す」仕事場であった。
キス魔の社長(塚本高史)や、男勝りな美人カメラマンのカオリ(八木アリサ)など、アクの強い同僚たちとの仕事を通じて、橋口は次第に前向きになっていく。 そんな中、CEOと元カノのサヤが【恋愛コンサル】に寄り戻しの依頼を持ってきた。 橋口は人生を一発逆転すべく、前代未聞の大規模イベントを仕掛けるのだが、、、、。
これは意外に私は面白かった作品です。
監督は松本花奈、監督作品は未見ですが、出演作としては「獣道」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15625883 を記事にしています。
主演は葉山奨之、「サヨナラまでの30分」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/02/02/060000 が近作ですね。
堀田茜は、「不能犯」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15368678 に出演でした。
そして今作の中でいい感じだったのが八木アリサ、私は初めて見る女優さんですが、なんかよかったですね。 ちょっと出演作をチェックしたくなります。
物語は、いきなり彼女に別れを言い出された海のお話です。 最後にキスをされ、言われた「別れよう」とのセリフ、さらにはプレゼンを失敗し、やり手の女社長に出向を命じられてしまいます。 行った先は、社員2名の系列会社。 そこは恋愛コンサルの会社でした。
この会社のコンセプトは、基本“寄りを戻す”ということで、別れる寸前だったり、結婚にふん切れないカップルの背中を押すという仕事で、女性を誑し込む天才の社長のやり方は、いかに甘くキスをすることによって女性を引き付けていくということ。 しかし海にはそう簡単にはいきませんが彼はだんだんと自分なりのやり方を模索していきます。
今作は、仕事に対する自信が、人間的な成長を促し、もう一方で夢を追いかける存在の背中を押すことが描かれています。 爽やかなラストは好感が持てますし、なかなかいい仕上がりでしたね。
若き女性監督に大いに期待します。
キスをされ別れを切り出された海
そしてプレゼン失敗で
出向に
マネキンにキスをしている社長
前日泥酔していた女が同僚
そして仕事を言いつけられる