2022年作品、ハン・ジェリム監督、ソン・ガンホ イ・ビョンホン チョン・ドヨン キム・ナムギル イム・シワン キム・ソジン出演。
娘のスミン(キム・ボミン)とハワイへ向かう飛行機恐怖症のジェイ・ヒョク(イ・ビョンホン)は、空港で執拗にふたりにつきまとう謎の若い男(イム・シワン)が、同じ便に搭乗したことを知り不安が よぎる。 KI501便はハワイに向け飛び立つが、離陸後間もなくして、1人の乗客男性が死亡。 直後に、次々と乗客が原因不明で死亡し、KI501便は恐怖とパニック の渦に包まれていく。 一方、地上では、妻のヒジン(キム・ソジン)とのハワイ旅行をキャンセルしたベテラン刑事のク・イノ(ソン・ガンホ)が警察署にいた。 飛行機へのウイルス・テロの犯行予 告動画がアップされ、捜査を開始するが、その飛行機は妻が搭乗した便だったことを知る。 また、ウイルス・テロの知らせを受けた運輸大臣のスッキ(チョン・ドヨン)は、 緊急着陸のために国内外に交渉を開始する。副操縦士のヒョンス(キム・ナムギル)は、乗客の命を守るため奮闘するが、飛行を続けるタイムリミットが迫り、「非常事 態宣言」を発動。 しかし、機体はついに操縦不能となり、地上へと急降下していく。見えないウイルスによる恐怖と、墜落の恐怖。 高度1万メートル上空の愛する人 を救う方法はあるのか?
監督はハン・ジェリム、「THE KING ザ・キング」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15432233 を記事にしています。
刑事のク・イノ役はソン・ガンホ、「ベイビー・ブローカー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/06/27/060000 でも主演でしたね。
ジェイ・ヒョク役でイ・ビョンホン、「白頭山大噴火」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/08/31/060000 に出演でした。
国土交通大臣のスッキ役でチョン・ドヨン、彼女も上記作品に出演でしたね。
なかなかの閉鎖空間パニックものでしたね。 今回起こった機中でのバイオテロ、その犯人は初めから描かれますが、彼の動機が最後まではっきりとは語られないところが恐ろしいですね。
未知のウィルスを、さらに加速度的に発症スピードを上げたタイプに改良した、ヘタをすると人類滅亡につながるまでの恐ろしいバイオテロ、作中、アメリカや、日本といった西側の同盟国、友好国の対応が出てきますが、至極もっともであり、日本に対する描き方も、真っ当で、良質な対応をしているのも好感が持てました。
長尺ですが、面白かったパニックムービーでした。