シンシアは、離婚して間もない前夫(ジェームズ・ノートン)が若く美しい女と再婚したことにショックを受けて自殺したのだった。
結婚25年目のアニーは、夫のアーロン(スティーヴン・コリンズ)と別居中。 しかし、時々彼と会っては、夫婦関係を修復しようと懸命だ。
寄る年波と闘い美容整形の手術を繰り返している映画女優のエリースは、夫のビル(ヴィクター・ガーバー)と離婚調停の真っ最中。 運転手から拾い上げ、プロデューサーにまで育て上げた彼に背かれ、おまけに財産の半分を要求されて踏んだり蹴ったり。
夫に捨てられた同士の3人はお互いに慰め合う。 折も折、アニーは夫から、共にセラピーを受けていた精神科の女医レスリー(マルシア・ゲイ・ハーデン)と再婚すると告げられる。 エリースは自分に来るはずだった役を、ビルが駆け出しの女優フォーブ(エリザベス・バークレイ)に回し、自分をその母親役に据えたことを知る。
ブレンダは訪れたブティックで鉢合わせしたシェリーに、肥満をなじられる。 怒り心頭に発した3人は、“ファースト・ワイフ・クラブ”を結成。 夫たちへの復讐を遂げる計画を練り始めた。
まずエリースは夫を出し抜くため、家具や美術品、オフィスの机から夫の愛車まで、ことごとく持ち去ってオークションにかけた。 オークションでは社交界に憧れるシェリーの心理をうまく操り、社交界の大御所ガニラ(マギー・スミス)の協力を得て、エリースの品物に法外な値を付けさせるよう仕向けた。 ここで得た資金は、アーロンの会社の乗っ取りに充てられた…
なかなか濃い3人の女優の競演ですね。
監督はヒュー・ウィルソン、記事にした作品はありませんが、昔見て見直したい作品はありますね。
ゴールディ・ホーンは、私が大好きなコメディエンヌです。「永遠に美しく…」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/9509557 は好きですが、彼女の書庫を作りたいくらいです。
ダイアン・キートンは今でもチャーミングなお祖母ちゃんですし、現役でまだまだ活躍中ですね。「ロンドン、人生はじめます」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15484347 ではまだまだヒロインをしていましたね。
そしてベッド・ミドラー、「殺したい女」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15618291 を記事にしています。
物語は、3人の共通の友人が飛び降り自殺をします。 別れた夫が若い妻と即再婚したことを悲観したからということですが、3人も夫から離れて自分たちで何かをしようという考えにたどり着きます。 そして初めは喧嘩をしたり、何をしたらいいかわからず戸惑いますが、とうとうクラブを立ち上げることに。
今作は熟年3人の笑える復讐劇ですが、ちょうど50歳前後となった3人の等身大の作品のような感じですね。 人生リセットする勇気があるかないか?彼女たちは踏み出しました。
女優として端境期のエリース
そして岐路に立つ夫婦生活
そして夫と行き詰っている3人が
意気投合
そしてある考えが
ファースト・ワイフ・クラブを立ち上げる