anttiorbの映画、映像の世界

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スペクトル

2016年作品、ニック・マチュー監督、ジェームズ・バッジ・デール エミリー・モーティマー マックス・マーティー ニコリー・ハードリクト出演。


東欧のモルドバで、市民と反乱軍らは共に混乱状態へと陥っていた。  その最中、アメリカ陸軍特殊部隊のデイヴィス軍曹(フィリップ・バルコック)が正体不明の敵に襲われ死亡する。 兵士が装着していたゴーグルには幽霊のような「何か」が映っていた。 このような不可解な事態を解明するため、現地のCIAとデルタフォースらは国防高等研究計画局から科学者のクライン博士(ジェームズ・バッジ・デール)を派遣させる。  このときCIA職員のフラン(エミリー・モーティマー)は、幽霊についてクローキング装置によるものとみていたが、クライン博士はより詳しい映像が必要だと判断した。
正体不明の敵は現地で「アラタレ」と呼称されていた。 アラタレは「悪夢のような」「戦争の亡霊」を意味するとされている。
翌日、ドゥルレシュティで反乱軍と交戦中であったユタ部隊から、通信機能の不具合の報告と共に「幽霊を見た」と無線で連絡が来る。  調査に駆り出されたクライン博士は更なる映像を撮影するべく、兵士らと共に反乱軍に制圧された5階建ての建物に向かった。

そして捜索中にアラタレと出くわし、銃撃するが銃弾はアラタレの身体を通り抜けてしまう。  激しい戦闘もむなしく次々と兵士達は斃れ、窮地に立たされるのであった…


これはなかなか面白かったですね。
監督はニック・マチュー、監督初作品のようですね。
主演はジェームズ・バッジ・デール、「ホールド・ザ・ダーク そこにある闇」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/04/29/060000 に出演していました。
エミリー・モーティマーは、「マイ・ブックショップ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15927257 に主演をしていましたね。


物語は東ヨーロッパの国で、正体不明の敵が現れて、クラインという科学者が派遣されるお話です。 CIAもデルタフォースも全く正体がつかめないので、彼に依頼が来たんですが、その存在をまずは視覚でとらえないとということで、クラインが作った装置で、実態を把握することがまずなされます。
特殊部隊は勇敢で、未知の敵にもひるみませんが、相手はなかなか手強いというよりも、部隊の武器が全く効かない存在でした。 そしてその物体に触れると即死してしまいます。 そして、ようやくとらえることができたその姿は、人間のような姿をしていました。
どんどん犠牲者が出る中、幼い姉と弟が隠れているのを発見します。 そしてそこはある仕掛で結界のような状態になっていました。 そこに何かわけがあるかもしれないとクラインは思うのでした。


今作は、この幽霊のような戦闘力抜群の敵が不気味で怖いんですね。 しかしこれも一種の生物兵器であり、ある意味無敵の兵器かもしれません。 しかしラストにこの人間と幽霊のアイノコのような存在が明かされますが、本当に開発されたら、むなしい存在かも知れませんね。


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クラインは敵を視覚化する

 

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そして救援に向かう特殊部隊

 

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しかし幽霊のような存在が

 

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こちらの武器は全く効かず

 

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子供たちを助けながら脱出

 

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そして戦闘開始するが

 

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正体不明の敵に劣勢に

 

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