2020年作品、 西片友樹演出、吉田鋼太郎 溝端淳平 岡山天音 飯豊まりえ出演。
元和8年、二代将軍徳川秀忠が急死した。 後継指名がないままでの将軍の死は徳川体制に動揺を与えると、幕閣・大奥の一部で秘密にされ隠蔽された。 弟の忠長(荒井敦史)を推す声が高まる中、将軍家剣術指南役の柳生宗矩(吉田鋼太郎)は、剣術の弟子である家光(岡山天音)を将軍の座につかせるべく陰謀を張り巡らす。 それは朝廷ばかりか息子の十兵衛(溝端淳平)ら柳生一族をも争いに巻き込む仁義なき戦いの始まりであった…!
久しぶりにNHKで作られたこのお話ですね。 昔は連続ドラマになったほどの、柳生十兵衛とその一族の物語です。
演出は西片友樹、「科捜研の女」シリーズを手掛けている方ですね。 映画は撮っていないようです。
主演の十兵衛役は溝端淳平、「七つの会議」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15863887 が近作ですね。
吉田剛太郎は、「カイジ ファイナルゲーム」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/01/22/060000 が近作です。
物語は2代将軍から3代への継承の時の、権力闘争ですね。 秀忠の死は、毒殺という噂が立ち、その張本人は柳生宗矩でした。 それは秀忠が3代将軍を次男の忠長にしようという動きがあったことから、長子継承の本筋から家光についた但馬が先手を打ちました。
用意周到の宗矩は、疎遠だった長男の十兵衛を呼び、さらには根来集も味方につけ、家光を将軍に押し進めますが、忠長の母・於江与、土井利勝たちは対抗します。
今作は90分枠なんで、サクサク進んでいきますね。 もったいない題材だと思いますが、まあ仕方がないかもしれませんね。 淳平君の十兵衛はどうかと思いましたが、剣豪というよりも優しい十兵衛像が見れた感じでした。
父から招集がかかる十兵衛
それは長子相続を果たすため
将軍を狙う弟の忠長
出雲阿国
しかし朝廷も絡んでくる
さらには別の刺客も