anttiorbの映画、映像の世界

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サンシャイン2057

2007年作品、ダニー・ボイル監督、キリアン・マーフィー、真田広之出演。

2057年。 地球上ではあらゆるものが凍てつき、人類は滅亡の危機に瀕していた。地球に熱を供給する太陽の活動が衰え、死滅しようとしているのだ。 人類の最後の希望は、宇宙船イカロス2号に乗り込んだエリートたちだ。 彼らは、マンハッタンとほぼ同じサイズの核装置ペイロードを太陽に投下し、活性化させるという極めて困難なミッションに挑もうとしていた。
イカロス2号には、日本人船長カネダ(真田広之)をはじめ、副船長のハーヴェイ(トロイ・ギャリティ)、物理学者のキャパ(キリアン・マーフィー)、精神科医のサール(クリフ・カーティス)、植物学者のコラゾン(ミシェール・ヨー)、エンジニアのメイス(クリス・エヴァンス)とトレイ(ベネディクト・ウォン)、パイロットのキャシー(ローズ・バーン)でなる国際色豊かな8人が乗り込んでいた。
思わぬ事態が発生したのは、イカロス2号が水星の軌道上に差し掛かったときだった。 七年前に地球を出発し、謎の失踪を遂げていたイカロス1号からの遭難信号を受信したのだ。
ペイロードの専門家キャパは、ミッションの成功確率を高めるため、イカロス1号に搭載されたもうひとつのペイロードを確保 した方がいいと主張。 キャパの意見に賛成したカネダ船長は、イカロス2号のルートを変更した。
しかしその旅の途中で致命的な事故が起こり、イカロス2号が地球に帰還するのは不可能になってしまう。 それでもなお地球の命運がかかったミッションをやり遂げるために、漂流中のイカロス1号へのドッキングを果たし、その内部に足を踏み入れていくクルーたち。 だが彼らの行く手には想像を絶する恐怖と衝撃が潜んでいた…

何とも壮大な計画のSF作品ですね。
監督はダニー・ボイル、新作の 「T2 トレインスポッティング」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14856931.html が公開されましたが、ジャンルを問わず色々な作品を手がけますね。
主演はキリアン・マーフィー、近作は 「フリー・ファイヤー」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14896129.html でしたが、さすが俳優、180度違った感じですね(^^)
この作品キャストが豪華で変化に富んでいます。 アジア系で3人配置されており、船長がカネダという日系?で、真田広之が起用されていますし、ミシェール・ヨーが冷静な植物学者役で搭乗しています。
またもう一人のアジア系ベネディクト・ウォンは、体系が変わり 「ドクター・ストレンジ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14710148.html に出演していました。
物語は過酷な役目を負ったイカロス2号の船員が、この後遭遇する鬼気迫る環境の中で使命を何とかやり遂げようとするSF作品ですね。
救難信号が出ていたことから、イカロス1号に向かう事にした2号ですが、ここで重大なミスが発覚するんですね。 そして例え使命を果たしたとしても全員が戻れない状況に陥ります。
さらにもう一人謎の存在がだんだん明らかになっていくます。
「2001年宇宙の旅」 や 「2010年」 のテイストも少し感じますし、地球を救うために宇宙の乗り出す作品はいろいろありますが、太陽に巨大核爆弾を打ち込み、活性化させるというのはもう人類は切羽詰まっている証拠ですよね。
人類が作ったくらいの核兵器で、はたして巨大な太陽は活性化されるのか? 焼け石に水のような気がしますし、それ以前に近づく必要があるのか? 大きなものではなく小さなものを何発も打ち込んだ方がいいのでは? なんてあら捜しをしたくなる作品でした。

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船長のカネダ

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植物学者のコラゾン

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順調な航行だった

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しかし、思いがけない信号が

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そしてミッションが変更される

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そして進路をイカロス1号に

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