anttiorbの映画、映像の世界

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ウルヴァリン:X-MEN ZERO

 
ジェームズ・ハウレット(トロイ・シヴァン)は具合が悪かった。 ビクター(マイケル=ジェームス・オルセン)が心配そうにベッドについていた。 そこに父・ジョン(ピーター・オブライエン)が入ってきて早く寝るように言う。 
「朝には治るさ」 そこにビクターの父・トーマス・ローガン(アーロン・ジェフリー)が外で大声を出しているのが聞こえた。 ジョンが様子を見に行ったのだが、なんとトーマスに殺されてしまった。 
ショックを受けるジェームズだが、その時体に異変が起こった。 手から骨の鉤爪が生え、そしてトーマス・ローガンを刺し殺した。 だがローガンは死の間際に自分こそが本当の父親であると告げるのだった。 屋敷から走り出すジェームズ。 そこで待っていたのはビクターだった。 そしてビクターは言う  「あいつは殺されて当然、俺たちは兄弟だ、これから強く生きるんだ」 二人は走り続けそして消えた。
ビクター(リーヴ・シュレイバー)とローガン(ヒュー・ジャックマン)は、150年以上にわたり、兵士として幾多の戦場をかけぬけてきた兄弟だった。 二人は驚異の肉体再生能力と戦闘能力を持つミュータントで、ビクターは、野獣のような攻撃で敵を倒し、ローガンは両拳からとびだす爪を武器とした。 
彼らは、南北戦争や第一次、第二次世界大戦ベトナム戦争の中に身を投じてきた。  しかし、長年の戦争人生の中でビクターの凶暴さはエスカレート、ついには勢い余って仲間を殺してしまう。  ビクターと彼を庇ったローガンは軍に逮捕され、銃殺された。
が、しかし彼らは生きていた。 死なない体なのだ。 そこに謎の軍人ストライカー(ダニー・ヒューストン)が現れ、釈放と引き換えに特殊部隊“ チームX”への参加を持ちかける。 そして自分たちと同じ特殊能力のある者たちと出会うのだった。 
そしてあらゆるミッションをこなすしていくのだが、アフリカのミッション中ある出来事が起きてしまったのだった・・・
 
X-MENシリーズの前日譚、そしてローガンの誕生を描いた作品です。 ただの鍵爪ではなく、強力な特殊金属をいかにして彼が手にしたのかが描かれているある種重要な作品ですね。 
このシリーズは一応全部見ていますが、今回の 「~SAMURAI」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/10234859.html に先駆けて直近の作品を見ておきました。
ビクター役のリーヴ・シュレイバーの獰猛さが際立っていますが、それをも凌ぐ不気味な存在が最後に出てくるのが迫力のあるラストの戦闘シーンを引き出しています。 
チームを抜けてから知り合ったケイラにリン・コリンズが起用されていますが、彼女が結構エキゾチックな表情でなかなかいいですね。 設定も実は彼女も・・というところがまたよかったですね。
そして最後に 「恵まれし子らの学園」 にシリーズで活躍する若き日のX-MENたちが向かう姿が、本編に繋がっていきます。 これを見て3部作を観てもいい作りですね。 
厳密にいうと、この作の後に「~ファースト・ジェネレーション」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11667902.html があるんですが、ヒュー・ジャックマンカメオ出演なので、これを見ておきました。 
X-MENは3部作もいいですが、どちらかというと前日譚やスピンオフの方が見やすいと言う感じがしますね。


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彼らに銃は効かない、死なない体なのだ

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昔の仲間が殺されている、ジョンに聞きに行くのだが

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ローガンの戦いが始まる

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そしてジェームズと戦うことになる

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若き日のX-MENたち

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