1975年作品、デヴィッド・クローネンバーグ監督、ポール・ハンプトン ジョー・シルヴァー出演。
スターライナー・タワーというモントリオール近辺に浮かぶ小島の上に立っている高級マンションの紹介アナウンスが流れてくる。 高級マンションならでは出。何度も揃っている。 さらに、室内プールもミニゴルフ場もテニスコートもあり、生活に必要なお店も病院も全て揃っている。
若いカップルが部屋を見るためにスターライナー・タワーを訪れる。 彼等は管理人のメイヤーに案内される。 スターライナー・タワーに住む若い女性・アナベルの部屋に中年男性の医師・ホッブスが侵入してくる。
彼は彼女の首を絞め、動かなくなったところで口にテープを貼り、机に寝かす。 その後、彼女をパンツ一丁にし、自分も上半身裸になる。 彼は彼女の腹をメスで切開し、何かの液体を腹の中に注ぎ込むのだった。 その後、彼は自分の首をメスで刺し、自害してしまう。
彼は彼女の首を絞め、動かなくなったところで口にテープを貼り、机に寝かす。 その後、彼女をパンツ一丁にし、自分も上半身裸になる。 彼は彼女の腹をメスで切開し、何かの液体を腹の中に注ぎ込むのだった。 その後、彼は自分の首をメスで刺し、自害してしまう。
タワーに住むニコラス(アラン・ミジコフスキー)は出勤前、腹にしこりを感じていた。彼は妻・ジェニーン(Susan Petrie )の用意してくれた朝食を食べ、出かけていく。
エレベーターで先ほどの管理会社に案内されていた夫婦と一緒になり、エレベーターは上に向かう。 彼は出勤前に不倫相手のアナベルに会いに行くが、惨劇を目のあたりにして気分が悪くなってしまい、部屋から逃走し車で出社してしまう。
彼は勤務先の保険会社へ到着し、秘書に声をかけられても気もそぞろで自室へ入っていくのだった・・・
彼は勤務先の保険会社へ到着し、秘書に声をかけられても気もそぞろで自室へ入っていくのだった・・・
冒頭からショッキングな展開ですね。
監督は邦題の通りデヴィッド・クローネンバーグ、劇場公開作品記事としては「危険なメソッド」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13035310.html となりますが、旧作ではまだまだ記事にしていきたい好みの監督です。
物語は高級マンションで起こった謎の猟奇的な事件のお話から始まります。 不倫?強姦?しかしホップスは謎の行動をして自殺をしてしまいます。 一体なぜ?という余韻を残して、ここから惨劇が始まっていきますが。
今作は、この冒頭のシーンがある程度この後起こるパニックを表しているんですね。 なにかを体の中に入れる行為、それが入れられた人間を操っていくことになります。 宇宙からとか、未知の病原菌、さらにはゾンビ作品と、いろんな要素が入っている作品かもしれませんね。
高級マンションで
実は惨劇が起こっていた
そして死体を発見
口から出ているものは
人間を変化させる