2018年作品、ロルフ・ヴァン・アイク監督、スティーヴ・ウォール ハイス・ナバー レイモンド・ティリー出演。
現場に駆けつけた地元の刑事ルーカス(ハイス・ナバー)は、うつ伏せの状態で頭部から血を流している遺体を確認するが、その時、男が落ちた窓に謎めいた人影を目撃する。 しかし殺風景な部屋の中には誰もおらず、机にはドラッグ用の注射器などが散乱、床にはトランペットが転がっていた。
すぐさま捜査を開始したルーカスは、チェットが前夜に出演する予定のライブ会場に姿を見せなかったことを知る。 彼の身に何が起こったのか。 マネージャーのピーター、医師のフィールグッド、ルームメイトのサイモン、そしてチェットの最愛の女性サラから話を聞いたルーカスは、チェットのずたずたに傷ついた心の闇に触れていく。そんななか、チェットがドラッグディーラーから借金返済を迫られていた事実が明らかになる……
ドキュメンタリーかと思いましたが、一応伝記ドラマなんですね。
監督はロルフ・ヴァン・アイク、長編初監督となります。
主演はスティーヴ・ウォール、出演作品は初めてのようです。
ハイス・ナバーは、「LOFT -完全なる嘘-」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11105350.html に出演していました。
物語は、オランダ・アムステルダムで起こった転落事故死から始まります。 駆けつけた刑事ルーカスは、思わず見上げた転落現場の窓に、人影を見ます。 すぐに現場に向かいますが、そこには誰もいませんでした。
転落した男は、初めは誰かわかりませんでしたが、有名なトランペッター、チェット・ベイカーである事がわかっていくんですが。
彼の死は自殺かそれとも事故か?はたまた殺人事件なのか?
今作は伝記映画のようで、サスペンス要素もあると思って見に行ったのですが、ちょっと思った感じとは違う作品でした。 チェット・ベイカーのファンなら少しはピンとくるのかもしれませんが、名前を知っている程度ではなかなか肩透かし、はぐらかされるつくりになっています。
ドキュメンタリー作品も作られた事があるようですが、死因が謎のまま残っていることから出来たちょっと幻想的なつくりになっていました。
有名なトランペット奏者のチェット・ベイカー
前日彼は消えていた
謎の行動の彼は
この一室にいた
いったいなのがあったのか?