2014年作品、グレッグ・ビショップ ジャスティン・ベンソン アーロン・ムーアヘッド マルセル・サーミエント監督。ジャスティン・ウェルボーン アマンダ・ベイカー グレッグ・ビショップ ニック・ブランコ デヴィッド・カストロ ダン・コーディルスティーヴン・コーディルグレイソン・チャドウィックリンジー・クリフトジャニーヌ・ハリントン出演。
【Vicious Circles(悪循環)】
20代前半の男性・ケビン(パトリック・ローリー)はホームビデオカメラを手に、恋人・アイリス(Emilia Zoryan)を撮っていた。 動画撮影の練習をして、インターネットの動画投稿サイトにデビューするつもりなのだった。 ちょうどその時、テレビニュースで現在進行形のカーチェイスの報道が流れる。 現場はアメリカ・LAの、ケビンの家のすぐ近くだった。
早速その模様をカメラに収めようと玄関に出たケビンは、ハイスピードで逃走中の街宣車さながらのアイスクリーム屋のバンと、数台のパトカーが目の前を通過するのを見た。 あっというまのできごとだった。 この逃走車は同じルートを巡ったり、市内のあちこちを回ったりしていた。だらか、すぐにカーチェイスの群れは戻ってくる。
ケビンの後ろでスマホ画面を操作していた、恋人・アイリスの様子がおかしくなっていく・・・
【Dante The Great(偉大なダンテ)】
ダンテ(ジャスティン・ウェルボーン)は2年前まではジョンという名のマジシャンだったが、全然売れずにトレーラーパークで貧しい暮らしをしていた。
ある時彼はハリー・フーディーニも使っていたというマントを見つけた。そのマントを着用すると、万能になるのだった。
早速マントを入手した彼はNYからLAに行き、ダンテと名を変えて活動を始めた。 今では超人気者のマジシャンで、チケットはすぐ売りきれてしまう。 ダンテはどんなものでもマントで消し、どんなものでもマントから出した。 興奮に湧く観客たちを浮かせるのも朝飯前。 ダンテのマジックは万能で、なんでも可能なのだった。 あらゆる専門家が彼のマジックを解明しようとしたが、誰も分からないのだった・・・
【Parallel Monsters(併行世界のモンスター)】
科学者のアルフォンソ(Gustavo Salmeron )は、その日も巨大な機械に向かっていた。 妻・マルタ(Marian Alvarez)に先に寝ていろと指示し、研究室にこもる。 アルフォンソは大きな通路を作り、2013年8月16日、テストを開始した。
シャッターを開くと、向こう側には鏡の世界が広がり、向こうにもアルフォンソがいた。
アルフォンソは併行世界を繋げることに成功したのだった。 向こうにいるアルフォンソは左利きのアルフォンソで、2人は会話ができた・・・
【Bonestorm(髑髏の嵐)】
スケートボードにはまっている若い青年たちは、カメラマンを雇って自分たちのスケボー技を撮影してもらっていた。 若者たちは華麗な技を次々に決める。 しかしカメラマンが肝心のシーンを撮り損ねて青年たちは盛り下がってしまう。 その時、メキシコ・ティファナにスケートボードに適した場所があると聞き、再び盛り上がった若者たちは車に乗って移動した。
ティファナのひとけのない排水路は、確かに絶好の撮影場所&技の見せ場所だった。 メンバーは早速、滑り始める。 排水路の中央には、まがまがしい模様が描かれていました。青年たちは気づかなかったが、魔方陣だった。
1人が滑って指をケガし、血が魔方陣に流れる・・・
このシリーズに新作があったんですね。
4つの物語になっていて、監督はまずグレッグ・ビショップ、面白そうな作品を撮っている監督のようです。
ジャスティン・ベンソンも記事にはしていませんが、彼の作品も興味がありますね。
アーロン・ムーアヘッドも、魅力ある監督ですね。
アーロン・ムーアヘッドも、魅力ある監督ですね。
マルセル・サーミエントは「ABC・オブ・デス」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14947763.html に参加していました。
この4作品、なかなか単なるホラーではないんですよね。 それぞれに個性的な作品で、それでいて怖さとグロさがあります。 私の好みは3作目でしょうかね? ぐっと濃さのある4作品でした。
【Vicious Circles(悪循環)】
【Dante The Great(偉大なダンテ)】
【Parallel Monsters(併行世界のモンスター)】
【Bonestorm(髑髏の嵐)】