anttiorbの映画、映像の世界

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ディリリとパリの時間旅行

2018年作品、ミッシェル・オスロ監督、プリュネル・シャルル=アンブロン エンゾ・ラツィト ナタリー・デセイ出演。

海外に行きたくて、ニューカレドニアから、こっそり船に乗ってパリまでやってきてしまった主人公ディリリ(プリュネル・シャルル=アンブロン )。 開催中の博覧会で、現地の展示で、見物人の前で、パフォーマンスのように生活を見せるディリリ、そんな彼女に声をかけてきた青年がいた。
終演後に会うことになった二人、彼はオレル(エンゾ・ラツィト)といい二人は意気投合する。
独りぼっちだったディリリに友達が出来たことで、彼女は大喜び、パリの街に繰出すことになった。 しかし今、街でうわさになっているのは、少女誘拐事件だった。 女性ばかりが狙われ、今は少女がさらわれているのだった。 そして二人はこの一連の事件を調べるため、動き出す。
ディリリは、オレルが紹介してくれる有名人たちに、誘拐事件の犯人とされる男性支配団と呼ばれる謎の集団について聞きまわる。 洗濯船で出会ったピカソ(Harrison Arevalo)に、男性支配団のアジトが “悪魔の風車” という場所にあると聞き、二人で向かったところ、オレルが狂犬病の犬に噛まれてしまい、大慌てでモンマルトルの丘からパスツール研究所へ急行し、治療を受け、何とか事なきを得る。
その後二人は、オペラ歌手のエマ・カルヴェ(ナタリー・デセイ)の紹介で、その運転手ルブフ(Bruno Paviot)に出会う。
ある日、男性支配団の情報を手に入れた二人は、待ち伏せし、宝石強盗を阻止することに成功するが、この事件で、ディリリは男性支配団の標的となってしまう。
そして、エマ・カルヴェの運転手、ルブフの裏切りによって、ついにディリリは誘拐されてしまうのだった。
はたして、オレルやその仲間たちの協力で、ディリリは男性支配団から逃げられるのか、男性支配団に、誘拐されていた少女たちの運命は?!・・・
 
なんともちょっと不思議なアニメーションでした。
監督はミッシェル・オスロ、初めて作品を見ますが、旧作を見たくなる監督ですね。
主人公ディリリの声はプリュネル・シャルル=アンブロン、もちろん初体験の声優さん?ですね。
アレルはエンゾ・ラツィト、彼も初めてですね。
エマ・カルヴェの声はオペラ歌手のナタリー・デセイ、素晴らしい歌声が聞けます。
 
物語は探偵アクションものの中に、フランスを舞台にした、いろんな歴史的な有名人、アーティスト、芸術家が登場して行きます。 誘拐事件を調べ始めたディリリとオレル、しかし相手は恐ろしい計画を地下でやっている男性支配団でした。 しかしそこに行きつくにはなかなか大変で、ルブフの裏切りが鍵になっていくという皮肉もあります。
なかなか日本で出来上がったアニメーションとは違った雰囲気を楽しめる作品、フランスに行った気持ちも味わえます。
 

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展示が終り、ディリリと

 

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待ち合わせをしたオレル

 

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しかしパリの街では連続誘拐事件が

 

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二人はパリを回っていたが

 

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オレルを救った事からディリリが狙われ

 

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そして、事件の解決に有名人が集まる

 

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