anttiorbの映画、映像の世界

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ゴーストランドの惨劇

2018年作品、パスカル・ロジェ監督、クリスタル・リード アナスタシア・フィリップス エミリア・ジョーンズ テイラー・ヒックソン出演。
10代の姉妹のヴェラ(テイラー・ヒックソン)とベス(エミリア・ジョーンズ)は、母親のポリーンの運転する車で、今は亡き祖母の家に向かっていた。ホラー小説家になりたいベスは、自分の書いている小説のくだりを母に聞かせた。母ポリーンはいい内容だとベスを褒めるが、ヴェラは逆にベスをけなすのだった。
直線の道を走っていると、後ろからクラクションを鳴らしながら大型のキャンピングトラックが迫って来た。トラックは追い抜きざまに手を挙げた。ベスと母ポリーンも手を挙げて答える。その後、ショップに立ち寄ったベスは、5人家族惨殺事件について書かれている新聞を見つけ、興味深く読むのだった。
祖母の家につくと古い人形がいっぱい並べられてあった。やがて片付けが始まり、その時、ベスは初潮を迎えた。自分の血を見たベスは卒倒しそうになるが、母がかけつけて介抱していると、ヴェラが「血を見て倒れるようでは、ホラー小説家にはなれない」と言い放つ。母はそんなヴェラを叱るのだったが、ヴェラは妹のベスばかり可愛がる母にきつくあたる。そしてベスに「自分の荷物を早く片付けろ」と怒鳴りつける。しかしその時、例のキャンピングトラックが近づいていた。
突然、大男(Rob Archer)が家に入って来てベスに突進した。もう一人女装した男(Kevin Power)も入って来て、ヴェラを取り押さえようとしていた。二人の娘を守るため、母ポリーンは大男にタックルする。大男がひるんだすきに、ナイフを持った女装した男に飛び掛かり、母はベスに「今のうちに逃げなさい」と叫ぶのだった・・・
さて、この作品はなかなかエグかったですね。
監督はパスカル・ロジェ、作品を見るのは初めての監督のようです。
主演は幼いベス役のエミリア・ジョーンズ、「海賊じいちゃんの贈りもの」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14917470.html に子役として出演していました。
そして母親役はミレーヌ・ファルメール、美しい女優さんだなあと思いましたが、彼女はシンガーソングライターなんですね。映画はほぼ初出演に近いようです。
そして姉のヴェラ役はテイラー・ヒックソン、「デッドプール」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14189012.html に出演していました。
物語は、おばの空き家に引っ越すことになったシングルマザーと二人の娘のお話です。ベスのホラー小説を車の中で聞いていると、母は誉め、姉は貶していました。そこに通りかかった1台のキャンディトラック。そしていったんは抜かして行きましたが、彼女達の後をつけていたんですね。
途中ショップに立ち寄った3人は、おばの家に到着、ここはちょっとしたアンティークの物が多く、特には人形屋敷の様にところかまわず人形が置かれていました。見方によっては不気味でしたが、ここでの生活をするしかない、片づけを始めたその時、大男と、大柄な女が入ってきて襲いかかってきました。母親は二人を守る為必死に戦いますが。
今作は、おぞましいホラーですね。この後成長したベスの姿が画がかれますが、姉からの電話で再びあの嫌な思い出の叔母の家に向かうベス、しかしそれはなんとなく変な感じが漂います。
ちらっとですがラヴクラフトが登場するシーンがあるんですが、これが似ているんですよね(^^)
ネタバレ厳禁のホラー、最後はなかなかの決着でしたが、息詰まるラストでした。

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母の運転でおばの家に

 

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しかしそこは人形屋敷だった

 

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しかし突然現われた女装の男と

 

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謎の大男に占領され

 

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姉は壊れてしまい

 

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彼女も逃げ、そして隠れる

 

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