anttiorbの映画、映像の世界

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今日も嫌がらせ弁当


自然と人情が豊かな八丈島で、次女の双葉(芳根京子)と暮らしているシングルマザーのかおり(篠原涼子)。 長女の若葉(松井玲奈)はもう一人暮らしを始めていて、ただ職場は一緒に母と働いている。
しかし二人暮らしとなり、高校生となった双葉は反抗期に突入していき、会話はほとんどなくなっていた。 生意気な態度で何を聞いても返事すらしない。 でも何とか自分の話を伝える方法はないかと思ったとき、かおりはあることを思いつく。 それはキャラ弁だった。 キャラ弁にして、言いたいことを伝える方法だった。 最初に学校で弁当をあけたときから、クラスの大きな話題になり、もちろん双葉はそのウザさに大きな衝撃を受ける。
その日かおりは、弁当箱を空けてみると、すっかり完食をしていたことに、この方法でいくことを決める。 しかしこれは簡単ではなかった。 朝早くから弁当作りを始めるだけでなく、ネタを考えないといけないということも大きな課題だった。
そのうちに、このキャラ弁を他の人に見せたくなり、ブログを始めるかおり、そんな時東京のシングルファーザーの岡野信介(佐藤寛太)は幼稚園に通っている息子のお弁当に悩んでいた。 そんな時彼女のブログを見つけ、思い切って彼女に指導を請う為、コメントで教えてもらえないか頼むのだった。
かおりは双葉の高校生活、必死にキャラ弁を作り続けるのだったが・・・

たかがキャラ弁、されどキャラ弁、私も息子の高校時代は弁当を作っていましたが(^^)
監督は塚本連平、「レオン」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15406281.html はなかなか面白かった。 知英ちゃんを初めて知った作品でした。
そして芳根京子、「居眠り磐音」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15962983.html でヒロイン役で、悲しい役でしたね。
松井玲奈、幅広く活躍して、テレビも多く出演している、もう女優のれなひょんですが、近作映画はなかなか上映館が合わずいけていませんでした。

物語は、キャラ弁を通した親子の物語ですね。 反抗期を迎えた高校1年生の双葉、全く親と話さなくなった彼女はたった一言 「ウザ!」 しか言いません。 そんな娘に手を焼いているかおりが、ひとつのコミュニケーションの方法で思いついたのがキャラ弁でした。
最初の日、食べるかどうかヒヤヒヤでしたが、完食をしたことで自信がつき、クラスでも評判になっていきます。 そんな二人の一歩進んだ関係が維持されていきますが。

今作は実際のブログも読んでみましたが、なかなか大変ですよね。 お弁当を作ること自体は、レトルトで簡単に出来ますが、うちの息子も途中で辟易していました(^^)
3年間作り続けたかおりさん、ただただ脱帽です。

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娘との会話のために

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キャラ弁を作る

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長女の若葉はもう一人暮らし

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しかしキャラ弁は続く

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一方シングルファーザーの山下

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