サーフィンが大好きな向水ひな子(川栄李奈)は、大学入学を機に海が見える街に引っ越してきた。 しかし、波に乗るとプロも顔負けの腕前を見せるのだが、実は将来について確固たるヴィジョンが見えずに悩んでいた。
そんなある日、近所で火事が発生し、現場で作業をしていた消防士の雛罌粟港(片寄涼太)と出会い、2人は互いに惹かれ合うようになる。 いつしか互いを認め合うような関係になりつつあったひな子と港だったが、ある日、港が海の事故で絶命してしまう。
ずっと傍にいてくれて、自分を慕ってくれていた港がいない現実を受け入れられないひな子は、大好きな海すらもまともに見れないほどに意気消沈してしまう。
そんな最中、ひな子がある場所で歌を口ずさんでいると、亡くなったはずの港が水の中から姿を現す。 再び会えたことを喜ぶひな子ではあったが、果たして本当に2人はこれからもずっと一緒にいられるのか。
そして、海の中からひな子の前に現れた港の真の目的とは何なのか・・・
これはなかなか良かったですね。
監督は湯浅政明、「夜明け告げるルーのうた」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15009413.html 「夜は短し歩けよ乙女」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14990372.html と2作が相次ぎ公開されましたね。
主役のひな子の声は川栄李奈、そろそろ産休に入るんですかね? 近作は 「泣くな赤鬼」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15978734.html ですね。
物語はちょっとした心霊?ファンタジー。
ひな子はプロ級のサーファー、しかし将来はどうするかを悩んでいました。 一人暮らしを始めた彼女でしたが、荷物をなかなか片付ける気にならず、ダンボールの山に住んでいました。
しかし隣の廃ビルである事件がおきました。 建設中だったのかもしれませんが、そこでなんともぐりこんで花火をしていた連中がいました。 彼女のマンションに燃え移り、火災になってしまったのでした。 下に逃げず屋上に行ったひな子、そんな彼女を助けに来たのは、港でした。 はしご車で一気に助けに来た彼は、本当は人以外乗せてはいけないのに、サーフボードも一緒に乗せて後で怒られます。
それが二人の出会い、港は彼女にサーフィンを習い始め、そこから二人の付き合いが始まりました。 順調な二人の付き合い、しかしいきなりの悲劇はその冬でした。
今作は、ちょっといままでの監督作品とは、作風が違う感じがしますね。 ファンタジー部分は多くありますが、ストレートな恋愛作品であり、ひな子の成長譚になっています。
ラストは自立した彼女が見れてすっきり、やっぱり湯浅監督作品は良いですね。
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プロ級のサーファーのひな子
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港に火事の時助けられ
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付き合いが始まる
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ずっと君を守ると言う港だったが
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冬に亡くなってしまう
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気丈な妹
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