anttiorbの映画、映像の世界

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タイタニック


現代。 1500人の乗客とともに北大西洋3773メートルの深海に眠るタイタニック号の引き上げ作業が行われていた。 作業を指揮しているのは行方不明となった宝石「碧洋のハート」 を発見し、一攫千金を狙うラベット(ビル・パクストン)。
船内の金庫から見つかったのは、若い女性を描いた一枚の絵だけだった。 その女性の裸の胸に身につけていたのが 「碧洋のハート」。
この模様をテレビで見た100歳の女性ローズ・カルバート(グロリア・スチュアート)が孫娘のリジー(スージー・エイミス)とともにラベットに会いに来る。 彼女はタイタニック号事故の生存者で、問題の絵のモデルだという。
悲劇の航海の模様が、ローズの口から語られていく。
1912年。 イギリスのサウサンプトン港から処女航海に出ようとするタイタニック号に、賭けで勝ってチケットを手に入れて三等に乗り込んだ画家志望の青年ジャック(レオナルド・ディカプリオ)がいた。 17歳のローズ(ケイト・ウィンスレット)は上流階級のアメリカ人で、大資産家で婚約者のキャル(ビリー・ゼーン)、ローズの結婚を強引に決めた母親ルース(フランシス・フィッシャー)、コロラドの富豪夫人モリー・ブラウン(キャシー・ベイツ)と一緒に一等船室に乗る。
ローズがキャルとの婚約に疑問を挟んで、船の舳先から飛び降りようとしたのを助けたのがジャックだった。 ジャックはローズの家族から食事の招待を受け、上流階級の生活を垣間見る。 同時に二人は激しい恋に落ちるのだった・・・

やっと見れた大作でした。
監督はジェームズ・キャメロン、純粋な監督作品としては 「アバター」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15430748.html 以来なんですね。 リメイクや修正版は公開されていますが、「ターミネーター」 の新作も監督はしないみたいですね。
主演はレオナルド・ディカプリオ、新作公開が近づいていますね。
そしてケイト・ウィンスレット、「女と男の観覧車」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15579289.html が近作ですね。 でも20年前の彼女はぴちぴちですね。

物語は、海に眠るタイタニック号の捜索から始まります。 そして見つかった金庫の中から出てきたのは、お宝ではなく、1枚の絵でした。 しかしそれはあるいまも健在の女性の絵だったのです。
彼女はそのタイタニック号の生存者、そして語られるのは悲しい恋の物語でした。
ローズは玉の輿のような結婚が約束されていました。 母はその結婚で救われると言って、なんとしても無事結婚までこぎつけようとしていますが、ローズはなにかいまひとつ疑問を持っていました。
一方ジャックは、たまたま賭けに勝ってこの豪華客船に乗る事が出来た、いわば身分の違う存在でした。 でも彼には大きな夢が、そして自由奔放の精神の持ち主でした。 船の中で出会った二人、お互いに惹かれるんですが、そのきっかけは彼女の自殺未遂でした。

今作は、タイタニックの沈没の謎解きではないんですね。 もちろん衝突、そして沈没は克明に描かれていますが、それ以上にラブストーリー、そして舟の断末魔と、救いきれない一般乗客のパニックが細かく描かれています。
本当の原因は正確にはわかっていませんが、この映画は真相に近いんでしょうか? ディカプリオはこれでオスカーを取っていないんですよね。 それも不思議のひとつだと思いますが。

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船で出会った二人

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彼はたまたま勝った賭けで乗船できた

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そして恋に落ちるが

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氷山に衝突

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彼を救出して


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脱出しようとするが

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