山猫は眠らない7　狙撃手の血統 - anttiorbの映画、映像の世界

2017年作品、クラウディオ・ファエ監督、チャド・マイケル・コリンズトム・ベレンジャービリー・ゼインダナイ・ガルシア出演。

とある組織幹部の豪邸。　幹部は数台の車で部下を引き連れて戻り、愛人とジャグジーで戯れていたところ、密かに狙いを定めていた謎の狙撃手が幹部の頭を吹き飛ばした。
一方、アメリカ・バージニア州スプリングフィールドのモーテルの一室では、ひとりのアメリカ海兵隊員が拳銃自殺を遂げる。　葬式に参列した海兵隊の狙撃手ブランドン・ベケット（チャド・マイケル・コリンズ）に恩師リチャード・ミラー（ビリー・ゼーン）が歩み寄り、自殺した海兵隊員が担当する予定だったコロンビア・ボゴタでの任務に就くよう要請した。
ボゴタに飛んだブランドンは作戦本部で指揮を執る父・トーマス（トム・ベレンジャー）らから作戦の概要を聞き、麻薬や武器の密売に人身売買などを手掛ける犯罪組織のボス、モラレス（フアン・セバスティアン・カレロ）を拘束または射殺するよう指示を受けた。　これまで数多くの商売敵を暗殺してきたモラレスは先日の某組織幹部射殺事件にも関与しているというのだ。
ブランドンは3年かけてモラレスの動向を追ってきたという女性麻薬捜査官ケイト・エストラーダ（ダナイ・ガルシア）とコンビを組むことになる。　エストラーダの情報によると、これまで10年にも渡って一切表舞台に姿を現さなかったモラレスの動向がようやく掴めたということであり、ブランドンはモラレス拘束に向かうエストラーダの特殊部隊の掩護を担うことになった。

しかし、情報は罠であり、エストラーダの部隊がアジトに突入したところを見計らったかのように大爆発が起こり、エストラーダは何とか無事だったものの部隊は壊滅してしまう。
本部に戻ったブランドンやエストラーダは特別捜査官ジョン・サムソン（ジョー・ランドー）から作戦失敗を叱責され、作戦の中止を宣告されてしまう。

ブランドンはサムソンやトーマスに48時間だけ猶予が欲しいと願い出、トーマスは特別に許可を与えるのだった・・・

さてこのシリーズ　https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/MYBLOG/yblog.html?fid=0&m=lc&sk=0&sv=%BB%B3%C7%AD%A4%CF%CC%B2%A4%E9%A4%CA%A4%A4　はもう7作目ですね。

監督は　「４」　を撮っているクラウディオ・ファエです。

主演はもちろん息子に代替わりしているのでチャド・マイケル・コリンズ、「Ｕ.Ｍ.Ａ　レイク・プラシッド２」　https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14985721.html　に出演していました。　

今作の彼の相棒のケイト役でダナイ・ガルシア、映画出演はあまり無いようですね。

物語は新たなミッションを受けるブランドンのお話ですが、冒頭に壮絶な暗殺シーンがはいります。　そしてこの暗殺犯、スナイパーが敵になっていきます。

彼が組むことになったのが麻薬捜査チーム、ケイトが指揮をとっていて、モラレスというボスを追っているんですが、なぜか待ち伏せを去れ、チームが壊滅してしまい、もちろんモラレスには逃げられてしまいます。

誰かが情報を流している、そしてブランドンとケイトは二人でモラレスを追います。

今作は、トーマスが指揮官として登場、なかなか板についていて、しっかり見ているんですね。　でも、なにか寂しそう、そう彼はやはり前線に戻りたい感じが漂っているんですが。　そして、息子の心配をする親でもあるんですよね。

ラストの親子の抱擁が良いんですよね。