anttiorbの映画、映像の世界

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シュウカツ

2016年作品、千葉誠治監督、桜田渡部秀 廣瀬智紀 横浜流星出演。

〈第1話「見えない相手」〉
就職の面接を受けにきた学生(戸谷公人)が会議室に入ると、そこに待ち受けていたのはカメラとテレビモニターだった。 面接官がいない、面食らった学生だったが、失礼な対応に激怒することなく面接が始まっていく…

〈第2話「拡散」〉
部屋に入って行くと、慇懃無礼な男が全くこちらに注意を払わない。 どうやら彼は、人事部のスタッフでないようだった。 人事部でないこの男が、どうして面接をするのか? 屁理屈を言い、学生(横浜流星)を惑わそうとするこの男の目的とは?…

〈第3話「生き残り」〉
最終試験の面接官なので、女性の面接官(肘井美香)以外に数人が揃っている部屋に入って行く学生(廣瀬智紀)。 最終という事で、学生のプライベートな部分の質問をしていくと言われるのだが、なんと彼の行動を尾行していたような質問をし始めるのだった…

〈第4話「控え室」〉
面接の控え室に案内されたその学生(桜田通)は、部屋に入って行くと、もう別の学生(渡部秀)がそこにはいた。 その学生は、なかなか内定が出ないと愚痴をこぼしながら、ここではなんとか内定が欲しいと強い感情を訴えてくる。 そして親切にも部屋に用意されたコーヒーを入れてくれようともするのだったが、その謎の学生は自らの内定を獲得するため、ライバル学生に揺さぶりをかけてくるのだった…

就職活動を題材にしたこの作品、時代によっては激変する今の社会の一つの構図を描いているんでしょうか。
監督は千葉誠治、「いま、殺りにゆきます」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15533616.html を記事にしています。
出演は各パートごとに配置されたいます。
肘井美香が第3話に出ていましたが、彼女の役どころは、今までにない役に感じました。

物語に一貫して流れているのは、学生側の就職活動に対するテクニックですね。 本来ならあり得ないような面接が各話展開されていきます。 特に、1話目と、2話目はあり得ない設定ですが、逆に3話目と4話目はあってもおかしくないお話でしたね。
私のころの就職活動は、OB訪問があり、解禁から一斉に始まるという感じで、説明会等があったりもしましたね。 そして、1次、2次、役員と面接を消化されていくという流れでしたが、中には大学で足切りみたいなこともされていたと噂されていました。有名大学は別枠とも言われていたんで、4話のような、他の学生をけん制するような輩は確かにいました。
この作品2作目が公開されるようで、なかなか面白い設定ですが、就活の学生が見たら勉強になるんでしょうかね?

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最初の学生

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そして次の学生

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その次の学生

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そして最後は

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二人で

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