anttiorbの映画、映像の世界

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僕に、会いたかった

2019年作品、錦織良成監督、TAKAHIRO 山口まゆ 柴田杏花 板垣瑞生出演。

池田徹(TAKAHIRO)は、島で一二を争う凄腕の漁師だったが、12年前に漁をしている最中に嵐と遭遇して、目覚めた時には全ての記憶を失っていた。
事故後、徹は一切漁に出ることなく、失った記憶に怯えながら日々を生きていた。 過去を振り返ることも、未来へ動き出すこともできないまま葛藤していたのだ。 そんな息子の姿を見て、母親の信子(松坂慶子)も苦しい思いを抱えている。
一方、島のフェリー乗り場には木村めぐみ(山口まゆ)、福間雄一(板垣瑞生)、横山愛美(柴田杏花)、の高1の留学生が到着する。 県立隠岐島前(どうぜん)高校では「島留学」 と称し、都会から越境入学で生徒を受け入れているのだ。
「島留学」 では、単身やってくる生徒に島で親代わりになってくれる世話役を島内から募集して、生徒ごとに 「島親 」としてあてがい、島で生徒たちが快活に生活できるようサポートしている。 池田家もこの取り組みに賛同し、雄一の 「島親」 になった。
徹は漁協の休みに釣りに出かけ、距離を縮めていく。 高校では生粋の島生まれの生徒と島留学できた都会育ちの生徒が悩みや葛藤をもちながらも、それぞれ将来への夢や希望に向かい、絆を深めていく。
そんな高校生たちとは対照的に、徹は依然、未来への一歩を踏み出せずにいた。船着き場に佇む徹を見つけた信子は心配そうに声をかけるが、徹は 「大事なことを忘れてしまっている。 いや、その大事なことすら何か分からない……」 と苦しい胸の内を吐き出す。
ある日、信子は徹の記憶を取り戻そうと、ある計画を実行する。 果たして徹の失った時間は蘇るのか、また、止まった時間は再び動き出していくのか?・・・

LDH pictures製作の映画作品ですね。
監督は錦織良成、「渾身 KON-SHIN」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/8345165.html 「たたら侍」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14937225.html と記事にしています。
主演はTAKAHIRO、「ウタモノガタリ-CINEMA FIGHTERS project-」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15577911.html の 「カナリア」 に出演していました。
そして山口まゆ、「雪女」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14819578.html に出演歴がありますね。
松坂慶子は映画としては、「人魚の眠る家」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15772243.html に出演していました。

物語は、記憶をなくした元漁師のお話です。 徹は島のみんなから慕われていますが、もう漁師として海に出る事が無くなっています。 そして母とは暮していますが、母のことを 「母さん」 と呼ぶことも出来なくなっています。
そんな時、島留学の生徒が3人やってきます。 徹の家に来たのは雄一でした。 でも一緒に暮すのではなく、ふつうは寮暮らしで、たまに食事に来たり、なにかあったら面倒を見るというそんな立場です。
そしてそんな高校生達に触れていく中、彼の中に何かが芽生えていくんですが。

今作は、彼がどうして記憶を失ったのかが、中盤まではぼやかしてあるんですね。 もどかしい展開ですが、だんだん過去の真実がわかってくると、ちょっと泣ける話になって行きます。 良くできたお話ですが、主人公の演技にもう一工夫あればもっと良くなったかもしれませんがね。

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記憶を失い漁に出る事が出来なくなった徹

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そんな時島留学に3人やってきた

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島の高校生とも馴染んでいく

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母の信子と、医師の門脇先生

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そして高校生達と徹も馴染んでいく

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彼らを招いて食事会

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そして信子はある計画を

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