2019年作品、稲葉雄介監督、染谷俊之 芋生悠 井澤勇貴 田中日奈子出演。
特に夢も希望もない23歳のサチコ(芋生悠)はバンドマンのマヒロ(井澤勇貴)と付き合っていることだけが、唯一のアイデンティティー。 そんな彼女の前に突然、ナルシストで自己中心的なフリーター(?)カタギリ(染谷俊之)が現れる。
「サチコの男が俺の婚約者と浮気しているんだよね。」 互いの恋人を取り戻すべくサチコとカタギリは、マヒロのいる湖畔のスタジオへとレンタカーを走らせる。
まさか、この旅が “ふたり” の人生を変えるキッカケへとなるとは思うはずもなく。空気を読めない男と、読みすぎる女の不器用で痛々しい恋の物語が走り出した。
果たして2人は “恋するふたり“ になることが出来るのか?・・・
これはなかなか可愛いというか、キュンと来るお話ですね。
監督は稲葉雄介、監督2作目ですね。
そして芋生悠、「トモシビ 銚子電鉄6.4kmの軌跡」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14934051.html に出演していました。
物語は、売れないバンドを必死に応援している女の子のお話です。 その中の一人と付き合っているので、必死に尽くしているんです。 しかしなんとなく冷たい態度をとられ始めているサチコ。
彼女は居酒屋でバイトをしているのだが、なかなか馴染めないでいるんですが、そこはマニュアル通りにやらないと浮いてしまうところでした。 開店前の発声のときある男が入ってきました。 それは、カタギリと名乗り、自分を変えたいなら付いて来いと強引に彼に引っ張られていきます、居酒屋の制服のままで。
彼は自分の婚約者を、君の彼氏に取られたと衝撃的なことを言います。 そしてレンタカーを借り、彼女の運転で、バンドの合宿地に向かうことになるんですね。
しかしそこでは意外な展開に。
今作はちょっとしたロードムービーのような感じです。 理屈を捏ね回し、自分勝手はカタギリと、流されやすい感じのサチコ、変なコンビですが、お互いの今の立場が浮き彫りになって行きます。
お互いもとの鞘に収まるのか? しかし、そうは行かないような展開が見えてきます。
弁当を作っても、食べてもらえない
しかし、彼が現われ
二人でバンドメンバーの合宿地に
そしてようやく着くが
そこにはサチコの彼氏はいなかった