anttiorbの映画、映像の世界

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ザ・バニシング-消失-

1988年作品、ジョルジュ・シュルイツァー監督、 ベルナール=ピエール・ドナドュー ジーン・ベルヴォーツ ヨハンナ・テア・ステーゲ グウェン・エックハウス出演。

真面目な青年レックス・ホフマン(ジーン・ベルヴォーツ)と明るく可愛らしい彼女サスキア・ワグター(ヨハンナ・テア・ステーゲ)は屋根に自転車を乗せた車で高速道路を走っていた。 季節はツールドフランスが開催される7月。 2人はフランスの別荘を目指してオランダを出発した。
車中、サスキアは昨夜の奇妙な夢の話をする。 金の卵に閉じ込められて、気が狂いそうなほどの孤独を感じながら宇宙をさまよい続けるといった内容。 レックスは夢の話と軽く受け流す。
その直後、暗いトンネル内でガス欠になってしまい、口論になってしまう。 彼女はちょっと前のスタンドで、給油をしたほうが良いといったばかりだったので、ヒステリックになる。 それに耐えられずレックスは彼女を置いて1人歩き出してしまう。 しばらくするとガソリンを手にしたレックスが戻ってきた。 サスキアは拗ねたまま運転は再開した。
その頃、高速道路のサービスエリアに車を停め、何事もない腕に簡易ギブスを装着している男がいた。 この男の名はレイモン(ベルナール・ピエール・ドナデュー)。 分厚いレンズのメガネで不気味な雰囲気を醸し出していた。
ほどなくこのサービスエリアにレックスとサスキアの車も入ってきた。 すっかり仲直りした2人は広場で休憩をとり、出発前にサスキアは売店に飲み物を買いに行く。 ところがいつまで経っても彼女は戻ってこなかった。 必死で名前を呼びながら探すレックス。 しかし 「自動販売機の前で男と話していた」 という目撃情報以外に手がかりはないのだった。 忽然と姿を消してしまったサスキア。 レックスもなす術がない。そして数年の歳月が流れる・・・

今作は 「失踪」 という作品が後にリメイクされるんですね。
監督はジョルジュ・シュルイツァー、同じ監督でのハリウッドリメイクは珍しいのでは?
主な登場人物は3人、ベルナール・ピエール・ドナデューは見たことはあるんですが、記事にした作品は無いようです。
ジーン・ベルヴォーツも記事にした作品は有りません。
ヨハンナ・テア・ステーゲもしかりです。

物語はオランダからフランスに向かう恋人のお話から始まります。 車の上に自転車を乗せ、目的地をそれで観光しようというんでしょう。 しかし途中のトンネルでガス欠、ちょっと二人は喧嘩になってしまいます。 しかし彼女の不安ももっともで、暗いトンネルで車が動かなくなれば追突されるかもしれない、彼女は懐中電灯を持ってトンネルの外に避難します。
何とかガソリンを調達して車が走り始め、だんだんと仲直りをする二人、そして運命のスタンドに。 そして彼女は失踪します。

今作は、もう犯人らしき人物がわかるんですね。 でも犯人の人となりと、動機、目的がなかなかわからないんですね。 そして残されたホフマンは彼女の事が忘れられず、新しい恋人が出来てもそれは消えないんですよね。 男としては当然かもしれませんし罪の意識は消えないことでしょう。
ラストはこうだったか、バッドエンドだったことは覚えていますが。

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トンネルでガス欠

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彼女は一人でトンネルから脱出

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その後運命のスタンドに

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行方不明になって数年

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そして犯人から呼び出しが

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そしてテレビで訴える

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