FBI捜査官ショーン・アーチャー(ジョン・トラヴォルタ)は、凶悪なテロリスト、キャスター・トロイ(ニコラス・ケイジ)に、6年前、幼い息子マイケルを殺された。 幾多の犠牲を払い、空港での大捕物の末、キャスターを逮捕したアーチャー。 だが、キャスターは逮捕直前に、ロサンゼルスを壊滅させるほどの威力を持つ時限式細菌兵器爆弾を仕掛けていた。
植物人間になったキャスターはもとより、彼の弟のポラックス(アレッサンドロ・ニボーロ)も兄以外の人間は信用せず、爆弾のありかを聞き出すことは出来ない。 焦るショーンに極秘指令が下る。 キャスターの顔の皮膚を移植して彼に成りすましポラックスに接近せよというのだ。
ショーンは悩んだ末、家族にも明かすことのできないこの任務につくことを決意した。 ウォルシュ博士(コーム・フィオレ)による手術を受け、刑務所に送り込まれたショーンは、何とかポラックスから爆弾の設置場所を聞き出すことに成功。 ところが、キャスターが奇跡的に意識を回復。 彼は手下を使ってウォルシュに残っていたショーンの顔を自分に移植させ、ウォルシュやショーンの上司のティト(ロバート・ウィズダム)はじめ、秘密を知る者を皆殺しにしてショーンに成りすました。
彼はポラックスを釈放して自ら爆弾を解除、一躍ヒーローに。 そんな夫の変化にとまどいながらもショーンの妻・イヴ(ジョアン・アレン)は彼を受け入れる。 父親の豹変ぶりに反抗期の娘ジェイミー(ドミニク・スウェイン)は目を丸くした・・・
これは面白かったですね。
主演は2人、ジョン・トラボルタは 「リベンジ・リスト」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14995628.html が近作の主演作です。
そしてニコラス・ケイジ、「マンディ 地獄のロード・ウォリアー」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15769364.html が近作主演作ですが、本当に出まくっていますよね。追いかけ切れないほどです。
物語は凶悪犯キャスター・トロイを追う、ショーン・アーチャーのお話です。 ショーンを暗殺しようとして、その時息子が死んでしまったことで、ショーンはキャスターを殺すことに執念を燃やします。 そして、何とか、銃撃戦の末、キャスターを殺すことに成功したかに思えましたが、実はそうはできませんでした。
弟のボラックスが仕掛けた爆弾のありかがわからず、そこで考えたのは、植物人間になったキャスターにショーンがなることでした。 そして顔を移植する手術を受け任務を遂行するんですが、そこで思わぬ事態になります。
今作はなかなかの長編ですが、本当に面白いですね。 どちらかというと最近は悪役が多いジョンと、ヒーローが多いニコケイ、この初期設定をこうしたのがこの作品の絶妙なところですね。
ラストシーンがなんかこんがらがりますが、あの少年がいることもまたよかったですね。
凶悪犯のキャスター
アーチャーは何とか彼と決着を付けたが
爆弾のありかを探る為にキャスターになるアーチャー
しかし逆にアーチャーに成りすましたキャスター
そして次々に凶悪犯を捕まえていく