anttiorbの映画、映像の世界

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ボディ・パーツ

1991年作品、エリック・レッド監督、ジェフ・フェイヒー、リンゼイ・ダンカン、ジョン・ウォルシュ出演。

精神科医のビル(ジェフ・フェイヒー)は、囚人の心のケアをしていた。 私生活は美しい妻・カレン(キム・デラニー)と、子供に恵まれ穏やかな生活をしていた。 しかし彼に突然の交通事故が降りかかって来てしまう。
なんとか命を取り留めるのだが、右腕は使い物にならなくなってしまう。 しかしおぼろげな意識のもと、担当女医のウェッブ(リンゼイ・ダンカン)は、彼にある提供者からの腕を移植した。
妻の承諾も得た上でのことだった。 しかしその手術室は暗く、別の遺体? のある不気味なところだったことはビルは感じることはできなかった。
退院後、痛々しい新しい腕にショックを覚えるが、リハビリも進み、何とか通常に近い感覚を取り戻すことができたビルだった。 仕事に復帰して通常の生活に不自由さを感じなくなった時、彼は何か変な夢を見るようになっていく。 そして、ときどき変な腕の動きに不安を感じ始めたビルは、だんだんと違和感を感じるようになっていくのだった。
さらに抑えることができなくなることもあり、そんな時腕に変な印を見つけるのだった。 それはなんと死刑囚の印であり、調べてもらうと、その腕は死刑囚チャールズ・フレッチャー(ジョン・ウォルシュ)のものだった。
不審に感じたビルは、ウェッブの後をつけ、他の2人の男、ドレーパー(ピーター・マーニック)とレイシー(ブラッド・ダリフ)が、それぞれチャールズの両足と左腕を移植されていたことを知る。 ビルの腕はますます凶暴になり、妻のカレンの首を絞めようとするまでになってしまうのだった…

体の一部を移植され、元の持ち主の人格が出てくる作品は、邦画では 「変身」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14364020.html という作品がありました。 しかしこれは頭に銃弾を受けた主人公が脳移植を受けるというお話で、確かに脳じゃ大きな影響がありそうだと感じられましたが。
監督はエリック・レッド、監督作品は初めてですが、「ヒッチャー」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/7976417.html はオリジナルと2007年版と両方脚本参加していますね。
主演はジェフ・フェイヒー、「マチェーテ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/9923219.html に出演歴があります。 ただ謎の女医・ウエッブのリンゼイ・ダンカンの方が有名ですね。 「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14270856.html 「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12920886.html 「アバウト・タイム ~愛おしい時間について~」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12261293.html に出演歴があるんです。
手を移植したことでこういう事が起きるんでしょうか? 内臓でも記憶が残る、遺伝子情報が染み込むのでは? という作品もありますが、これはなかなか生々しい作品でしたし、このウェップという医者が実はもっと凄いことをしていたのが後でわかりますが、凶悪犯の腕が悪さをするって、医学の見地からではなく、オカルトに近い世界ですよね。
まああっては困るお話でした。

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大事故から腕を移植したビル

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はたして腕は馴染むのか?

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しかし腕はだんだんと恐ろしいことを引き起こす

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そしてウエップ医師の恐ろしい実態が

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体のいろんなパーツが…

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